2歳児おもしろエピソード3選
本日は、2歳のわが子のついくすりとしてしまったエピソードを3選、お届けします。
とはいえ、今はもう3歳になりまして、いつか書いたものが下書きのまま眠っていまして。
未来の自分へのエールも兼ね、せっかくなので公開しておくことにしました。
写真を見返すと、すでになつかしい……。
半年そこらで、からだも心もどんどん成長しているのを感じます。
ではどうぞ〜
1、道端で服を着替える
保育園の帰り道
「あれ、前後ろ反対だね」
と指摘してしまったわたし。
すると
「脱ぐ!」
とその場でシャツの腕を抜き、じょうずに首のまわりをくるくると回して前後を合わせて、また腕を通し、何事もなかったかのように歩き始めた息子。
じょうずに前後を整えられたことにも感心したが、それなりにきちんとしていたいという息子の自我の成長を、ひしひしと感じた出来事だった。
2、箸が転んでもおかしいお年頃
先日、洗濯機の中から小さな小石が1つ出てきた。
保育園の迎えへ行くと、いつも下駄箱から
「本日の厳選小石」
を披露してくれる息子。
その日も「すごい石」を見つけたと言ってポケットに大事に石をしまっていたことを思い出した。
洗濯機から出てきたのは、その「すごい石」だった。
「ちょっと〜!洗濯機に、石入ってるよ〜!」
と息子を呼びつけて、床へ石を転がすと、カラカラと音がした。
それがおもしろかったのか、
「いし〜!!!!!!!!wwwww」
と大興奮で足踏みまでしながらケラケラと笑いはじめた彼。
箸が転がってもおもしろい年頃やな、ええな。
そう思いながら微笑ましく石を転がした、翌日。
保育園のお迎えへ行くと
「かあさん!せんたっきに、せんたっきに、、、
いし入ってた〜!!wwwwwww」
と開口一番に、笑いながら駆け寄ってきた。
え?今それ言う?
まだそれおもしろいの?
と拍子抜けしてしまった。
石が転がって本当に面白かったらしい。ええな。
その後も数日、その石を家の中で大事そうに握りしめては転がして、そして転がるたびに笑っている、なんとも微笑ましくおもしろい出来事だった。
(ちなみに、絶対こういうことがあると思い、洗濯機には異物混入の保証をつけた。今回は壊れなくてヨカッタ……)
3、ダンゴムシ博士
2歳児のヒーローと言っても過言ではない、ダンゴムシ。
保育園からの帰り道、お友だちと何十匹もダンゴムシを集めては、手に握りしめて帰路に着く。
大人が歩けば10分もかからない保育園からの往路も、目に入るこの世の全てに興味津々、しかも自分の思い通りにならないと絶対イヤ!な2歳児とともにすると、片道30分なんてザラ、中には1時間かかることも……。
そんなときに
「あっ!ダンゴムシ!」と声をかけると
みんないっせいに振り向き歩みを進め、
「え!どこどこ〜?
きゃー、ダンゴムシ〜!
ケラケラケラケラw」
という具合に、ダンゴムシのおかげで少しだけ距離をかせぐことができるのだ。
それくらい、ダンゴムシは2歳児にとってヒーロー的存在なのである。
そんな具合で、毎日ダンゴムシと触れ合っていたら、母であるわたしまでもダンゴムシの生態が気になるようになり、息子といっしょにダンゴムシの生態を調べてみた。
どうやら、ダンゴムシの寿命は3〜5年。
やわらかい葉が好きらしい。
一般的なダンゴムシの知識を習得していくわたしたち。
すると、青色の体をしたダンゴムシに、親子ふたりして目が釘づけ。
解説によると、「イリドウイルス」という感染症にかかったダンゴムシが青色を呈するらしい。
これを、息子にはかみくだいて
「青色のダンゴムシは病気なんだって。」
と説明した。
すると後日
保育園の連絡帳に先生からこんなコメントが。
「青くないダンゴムシはげんき!」
というこの世の摂理を理解して
楽しそうな息子を見て
母もちょっぴり楽しくなった。
そしてまた別の日の連絡帳。
………はて。
「脱皮」については教えた記憶がないのだが。
どこから仕入れた情報なのか
セミの脱皮から学んだのか
謎であったが、
まったくおもしろい2歳児なのであった。
そんなわけで
ダンゴムシに大いに助けられた2歳児との夏でした。
そろそろあたたかくなって、ダンゴムシに再開する頃、こんどはどんな反応を示すのか、気になるこの頃です。
おわり
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