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どんな人が著者に?

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『出版のための目次作りワークショップってなに?』

横須賀さんってどんなひと?

木村:今回本を出したのが横須賀さんって方で、去年の6月のゼミ参加者の方だね。出版ゼミでリピート参加制度やってるじゃん。リピートだと1000円で来られるやつ。

大野:あれいいよね、リピート制度

木村:ゼミの中に参加者の人たちが目次を作るワークショップの時間があるんだけど、そのときにおれ空くんだよね。みんな作業してるから。リピートの人はその時間に質問に来てもらって『前回からこれくらい進んだんだけど、ここからどうしたらいいか』とか、実際に書き始めて出てくる疑問って絶対あるから、それを直接質問してもらう時間にしてるんだよね。他の時間は会場の空いてるスペースで執筆してもらって。

大野:周りの人が集中してる空間って自分も集中できるってあるよね。笑。

木村:BGMみたいにおれの話聞きながら作業してもらってね。笑。みんなどうせカフェ行って作業するじゃん。だったらリピートで来てもらって、お茶とかジュースもあるし、電源もwi-fiもあるし、渋谷だし。どうせカフェで500円とか600円のコーヒー飲むんだったら、ここ来てもらったほうがいいじゃんと思うんだよね。時間も気にしなくていいし。
それで、横須賀さんはほぼ毎回リピートで来てくれてたんだよね。

大野:(笑)毎回そうだね、きてくれてたね。

木村:毎回来てくれて、こういう風に書こうと思ってるとか、これについてはどう思うかとか、結構こまめにやり取りをしていて。6月に来てくれて、4月に出版したから10ヶ月くらいで書ききったんだよね。平日の仕事終わりとか休日とかにだーっと書いてると思うんだけどすごいと思う。ペース早い。

大野:木村くんも集中して書いてて半年とかだもんね、出版までにかかったの。

木村:そうそう。横須賀さんは年末年始とかもメッセでやりとりしててさ。目次ができたら、その次はスプレッドシートを使って原稿管理するんだけど。それを送ってきてくれて『どう思いますか』みたいなやりとりしてて。それでコメント返したりとか色々と。

大野:やっぱり書き進めないとわかんないことって結構あるもんね。

木村:そういうのも個別にメッセージやりとりしてて、それはこうしたらいいと思いますよとか、タイトルも3つくらい出してくれた中からどう思いますかとか、それを結構個別にやりとりしてね、そういうサポートもやってたよ。

大野:これってたぶん講師だからってやらないよね。モチベーションがあって熱意があったからこそできることだと思うんだけど。基本的に出版ゼミって、そもそも出版できると思ってない人とか、興味あるなぁくらいの人たちも集まってくるゼミじゃない。その中でまず『自分も出版できるんだよ』っていうところを論理的に説明して、『あ、私もできるんだ』って考えを更新してもらう。その後に、自分で進めるためのスキルを伝えるゼミだと思うのね。基本的には1回来るだけでできるとは思うんだけど、やっぱり木村くんも人間だから。熱ある人にはちょっとね。

木村:あ、でもね、横須賀さんからメッセージくれるのよ。おれから『執筆はどうですか?』っていうのはやってないけど、もらったメッセは返してる。あとね、書くのはかなり孤独な作業だから、きついのよやっぱ。それはおれもそうだったからわかる。

大野:そんなきついんだ、本書くの。

木村:目次まではみんなつくるけど、そこから継続してブラッシュアアップしたり書ききるは結構きつい。それもあって相談もらえるの嬉しかったりするよ。おれも大学で授業もやってるんだけど、教えたことを継続してやってくれるって嬉しいよ。みんなほぼやんないから。

大野:よく言うよね、話聞いて実行するのが1%で、継続するのがそのさらに1%みたいなやつ。

木村:だから書いて実行しての質問メッセには返せるかな。あとはデザイナー紹介したりとかもしたよ。おれの本とか、おれがプロデュースした本の表紙とかやってくれてるデザイナーさんがいるんだけど、その人紹介したりとか。紙の本用のデータと電子書籍用のデータでサイズが違ったり、あと紙だと表紙と背表紙と裏表紙っていうのが3つあったりとか、色々細かい違いがあるんだよね。あとは電子書籍用のデータとか、専門のデータを色々そういうのやってくれるデザイナーって、出版社にはいるんだけどフリーでできる人ってあんまりいないのよ。だからその人紹介したりとか。そう言うところまで含めて、サポートはばっちり。


お知らせ
5月12日(日)13:00〜15:00にAI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座第を渋谷で開催します。

詳細はこちら👉 http://ptix.at/TT3iKa

■イベント概要
AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座
AI時代に力を持つのは、自らの感性、美学、哲学を技術を駆使して形にする “つくり出す人” です。

データやルールがあるものや、そこから導き出せる『正解があるもの』はAIに任せればいい。データやルールのない『感性を元にした、正解のないものをつくり出す人』が活躍していくこれからの時代。

そんな時代に活躍する、アーティスト、デザイナー、パフォーマー、カメラマン。はたまた、料理人やパティシエ、ライターや作家、映画監督に作曲家。そんなアイディアと技術を駆使して『つくる人』たちにとって『著書』は武器になります。 

そんなAI時代に向けて、『つくる人の武器』としての出版講座を開催します。

例えばアーティストなら作品の説明や制作過程をまとめた著書をポートフォリできるのはもちろん、展覧会のグッズとして販売したり、それらをテキストに初心者向けの絵描き講座をすることもできる。
例えばパフォーマーなら自分のパフォーマンス動画を電子書籍にリンクさせて、
写真と動画と文章で作品を紹介することもできる。
 
しかもアマゾンの自己出版サービスを使えば、スマホだけで電子書籍もペーパーブックも出版することができる。どちらも1冊から販売できるから、何冊以上売らないといけないというノルマもなければ、初期費用も無料でリスクもありません。

ゼミ中には目次作りのノウハウを教えるだけでなく、どのような切り口で本にすればヒットする内容になるかの個別相談を行います。同じく出版に向けて努力するクリエイターの仲間ができるのも大きな魅力です。

■対象人物
・『つくり出すこと』をしているすべての社会人、学生
・独自の技術や作品を持つクリエイター
・自分のノウハウを体系化させたい人
・電子書籍やペーパーブックで出版したい人
・ニッチな言語や技術を極めている人(初回ではアラビア語の詩集の出版を目指している方も来ました)

■場所
くるくる Global Hub
(JR渋谷駅から徒歩5分 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目13−5)
https://goo.gl/maps/Uupo8WvK8tr

■日時
5月12日(日)13:00〜15:00

■料金
・一般5,000円 / 学生3,000円
・リピート参加1,000円

■お申込み方法
peatixにてチケットをお申し込みください。
詳細はこちら👉 http://ptix.at/TT3iKa
※Facebookで参加ボタンを押すだけではお申し込みにはなりません。
https://www.facebook.com/events/408254453097442/?notif_t=event_aggregate&notif_id=1557358349058136

参考note記事
・アーティストよ筆を取れ。出版は爆発だ。

・スマホがあれば出版できる

・10冊売れると10.000円。電子書籍の印税の話



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