お久しぶりです。
やっとブログを書いたりする時間が少しずつ捻出できるようになってきました。これからは頻度上げて書いていきますね。

さて今日は気を使うという行動の価値についてです。

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気を使うは過程、気が利くは結果
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これが真意だと思います。
でもここを頭ではわかっていてもなかなか行動に活かせてない人があまりにも多い。

これだけ気使ってるのに、良かれと思ったのに、これだけ思ってるのに、感謝が足りない、なぜわかってくれないんだ、、、なんて言い出す始末の人が少なくない。

世の中にはありがた迷惑という言葉があります。
これは簡単に言えば「気を使ってくれること（過程）はありがたいことだけど、結果的にありがたくない」ということ。

要するに結果が伴わない気は使う価値がないということです。
もう少し優しく言うと、気を使うならきちんと感謝される結果をだしましょうってことですね。

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「愛」にも結果が必要
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恋愛、夫婦愛、親子愛、師弟愛、愛国心、友情、、
愛にはさまざまな形があります。
基本的には矢印をAからBに向かって好意や奉仕の精神って愛として表現できると思います。

でもここを自己中心的なエゴで矢印が向いてしまう愛情は絶対に報われない。

恋愛や夫婦愛なら、こんだけ愛してるのに、せっかく愛情込めて作ったのに、良かれと思ったのに、、、
親子愛や師弟愛なら、お前を思って厳しくした、甘やかしたら為にならない、これだけの環境を作ってやってるのに、、、
愛国心なら、国を思うあまりに他国を非難したり、同じベクトルを向いていない人を否定したり、、、
友情だったら、こんだけ助けてるのに、せっかく紹介してあげたのに、、、

これらは全て結果的に感謝されたり、相手にとって価値があると思われなければ無価値であると僕は思います。
親子や師弟関係においては「今はわからなくてもいい」という考えが免罪符になったりしていますが、僕の考えでは教育という観点からすると結果が伴う保証のないギャンブル的な無責任な考えだと思います。

簡単に言えば信頼関係に裏付けされたコミュニケーションがなされた上での厳しい叱咤激励は必ず受ける側に受け入れ態勢があります。そこを怠ってる時点で、僕には教育という名前を借りたエゴだと考えています。

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仕事やお土産、差し入れこそ
気を使うんじゃなくて利かせろ
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仕事ならば何かをしてあげた、何かを手伝った。
お土産なら何かをあげた。
差し入れならお菓子なら間違いないだろうと差し入れした。
みたいなことって多いと思います。

でも純粋にそれらは受け取る側がありがたいと思わなければ、ただのありがた迷惑です。
ありがた迷惑って「気の利かない気遣い」なんですよ。

例えば、差し入れやプレゼントが嫌いで有名な樹木希林さんは、断固として受け取りません。そういう人にプレゼントを持っていくことはただの迷惑行為でしかない。喜ぶ人にはあげればいいし、そうでない人には別の方法を考える。

それこそが本当のギフトな気がします。

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相手が喜んで初めてギフトになる
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この意識を持って行動できている人が意外と少ない。

阪神淡路大震災のとき、全国の小学生？から千羽鶴が届いたようです。
でもその時、現場では他の仕事をするために集まっていたボランティアがその千羽鶴の整理、撤去の作業をするはめになってしまったんですよね。

それを現場の人が言葉を選びながら訴えても、現場を知らない無責任な人たちは「子供の好意を否定するのか！」などと「親切の押し売り」が正当化されてしまっていたなんていう過去があるようです。

ある子が入院して、その子に少しでも元気になってもらいたいという一心でクラスの子達が千羽鶴をプレゼントするのはいいと思います。多分樹木希林さんでも受け取ると思いますｗ

でも全国の大人が子供に「千羽鶴を折ろう！」と提案をして現地に送る。そして余計な仕事を増やしているという事実が発覚したときに、当事者も外野も取るべき行動は一つで「反省」だと思うんですよ。
そしてそれを子供に説明していく、これも教育な気がしています。

もちろん相手を思いやる気持ちから出た行動だとは思いますが、ときにはこういうこともあるんだとしっかりと認識できるいい機会だったんじゃないかなとすら思います。
泣いちゃう子もいるかもしれません。でも大人が取るべき行動は「子供が一生懸命折ったのに！」という正当化ではなく、「ありがた迷惑だった」と認めることだと思います。

ちょっと重い話になっちゃいましたが、
想いのでかさはエゴでしかなくて、きちんと感謝される結果を残すことこそが想いを伝える一番の方法だということを最近特に思います。