西岡優樹 Yuuki Nishioka

「日本ワイン酒場マルノヒ」オーナー店主。 【不定期で更新中】飲食業界の常識に抗いつつ、…

西岡優樹 Yuuki Nishioka

「日本ワイン酒場マルノヒ」オーナー店主。 【不定期で更新中】飲食業界の常識に抗いつつ、日本ワインを応援する個人店オーナーです。

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  • 飲食界

    飲食業界の文化について、常識について記事にしたり、運営や接客についてのノウハウなど、飲食にかかわるあらゆることを記事として書きます。

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    日本ワインは今発展途上ですが、レベルは高く、グイグイきています。そんな日本ワインを知っていただきたいので自分が知っていることを共有したいと思います。

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    主に仕事の関わり方、仕事においての人との関わり方をテーマにしたマガジンです。評価、上司と部下、雇用、独立、売り方、市場などなど

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個人店が知っておくべき西岡流「○○接客」

飲食店はお客さんを選ぶことはできないけど、○○はできる 飲食店は基本的には、誰がいつ来るか、その選択権はありません。 なのでいつ誰が来るかはわかりません。当たり前のことです。 じゃあ誰が来るかは運なのか? 僕は違うと思っています。 立地や、外装、内装、その他たくさんの要素が店の「ブランディング」であり、そのブランディングを良いと思った人はリピート率高いだろうし、良いと思わなかった人はリピート率低いと思います。 じゃあそのブランディングのみで、決まるのかというと、僕は

    • 「予約」がお店に与えるものは喜びだけではない。

      少し、きついタイトルに見えますが、消費者側というか、利用する側の人に理解してほしいことがあります。 予約についてです。 基本的にお店は予約していただけると、準備もできますし、売り上げも安定するし、喜ばしいことが多いです。うちの店は予約というよりかはふらっと来る方が多い店なので、そういう恩恵はあまりありませんけどね。。。笑 んで、本題です。 じゃあ「喜ばしくない場合」って何?って話ですよね。 ドタキャンはされたら辛いだろうけど、それ以外は予約はいいことだらけじゃないの?

      • 飲食店経営がうまくいく3つの指針

        このコロナ禍で飲食店はなかなか苦しい戦いを強いられていますが、間口が広い飲食業界は「やってみたい」という気持ちを、頭の片隅にあるという方は少なくない印象です。 実際、僕も広告の世界にいた20代の頃から「いつかやりたいな」があった1人です。その「いつか」を遠い将来から近い将来に変えて転職をしたのが29歳。
そして34歳の時に店を持つことになります。 サラリーマン時代に簿記の勉強をしたのと、元々数学が得意だったのが功を奏し、お金を借りる時に作るような事業計画書などはさくっと作

        • ロシアの侵攻に思うこと

          最近のロシアとウクライナの件をきっかけに、いろんな動画や記事を読んで「いろんな考え方があるんだな」とすごく勉強になりました。 んで昨日に話。 中田敦彦のYouTube大学のリンクを貼って 「日本人は平和ボケしてる場合じゃない」 「いろんなことを知って考えなければいけない」 「このリンクはわかりやすかった」とFacebookで投稿した。すると、、、 余計なお世話なメッセージたち 一部の方から 「あっちゃんの動画は微妙だからこっちの動画見てね」とか 「ロシアがなぜああいう行

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          逆張りの人生

          簡単に言えば、自分はあまのじゃく。 人が「無理だろ」って思うものに「やる!」となるし、人が「おお!」ってなるものにも「ふーん」となってしまう。 これはその方がかっこいいとか、変わってるって言われたいとかそういうことではなく、自分なりの生存本能なんだと思う。 みんなの中に溶け込むと、力が発揮できなくなるんじゃないかって恐怖感から生存本能。 実際大企業とかで出世できるタイプじゃないのもわかってる。笑 でも、それを欠陥だと認めた上で、そういう自分が好きだったりもする。 結果的

          10月から「全面解除」って、、、聞こえはいいけど。

          だいぶ投稿が滞りました。僕は元気ですw 世間は「全面解除」を強調して報道されておりますが、 ご存知の通り、飲食業界は「全面解除」ではありません。 僕は飲食業界にいるので緊急事態宣言とかまん防とかで 生活が変わる人がどれだけいるか分かりませんが、 僕ら飲食店オーナーからしたら単純に 「お酒出せるようになった、でも20時までね」でしかありません。 全面解除ってワードは正直どうよ?って感覚です。 きっと多くの飲食店が20時までの酒類提供で営業を再開されると思います。 僕も楽し

          10月から「全面解除」って、、、聞こえはいいけど。

          今回の飲食店営業自粛要請に対して思うことー過去の要請とデータを元にー

          4月、5月、8月に続く第4弾。 飲食店の短縮営業要請。 協力金として用意されたのは4月50万、5月50万、8月20万、そして今回40万というわけです。 4月、5月は従い、8月は世間の空気感を考慮して無視しました。金額も小さかったですし、周年イベントなどいろいろ控えておりましたので。。。 そして今回、11月から12月という本来飲食店の繁忙期に要請です。 でもここで考えておくべきことは、 今年は9割の会社が忘年会をやらないという事実。 そして少しまた危機感が感じられてい

          今回の飲食店営業自粛要請に対して思うことー過去の要請とデータを元にー

          コロナの自粛と経済のバランスの取り方を個人の考えで動くと、、、

          政府は自粛を促したり、Go To Travel やGo To Eatを促したり、 小池さんの言葉を借りるなら冷房をつけたり暖房をつけたりしている現状です。 そのせいもあって我々個人の考え方もバラバラになり、統一されていない感があります。 でもそれでいいんじゃないかなって思ってます 感染者数に一喜一憂したり、GoTo系を利用して旅行したり、お互いを批判しあったり、その各々の考え方の相違が合わさって「大衆心理」が成り立ってるなって思います。 全員が全員GoToしたり、自

          コロナの自粛と経済のバランスの取り方を個人の考えで動くと、、、

          【YouTube】マルノヒのチーズケーキを萌ちゃんが作ってみた!

          明日公開 クリームチーズ 200g 生クリーム 200g グラニュー 80g 卵 2こ 薄力粉 25g 溶かしバター 40g ビスケット 4袋 160 x 45〜50min

          【YouTube】マルノヒのチーズケーキを萌ちゃんが作ってみた!

          【YouTube】マルノヒのプリンをアルバイトの萌ちゃんに作ってもらってみた!

          動画内でお話していたレシピを載せておきます。 手順は動画でご確認ください! そしてチャンネル登録といいね!お願いいたします! ■カラメル グラニュー糖 240g 水 200g 生クリーム 400cc→最後に入れる ■プリンネタ 卵黄 6こ グラニュー糖 54g 牛乳 200cc 生クリーム 400cc バニラエッセンス 1滴

          【YouTube】マルノヒのプリンをアルバイトの萌ちゃんに作ってもらってみた!

          今できることwithコロナ~事前チケット購入のお願い~

          こんばんは。 なかなかの空気感になってまいりましたね。 実は3月の中旬までは「コロナの影響による売上減」という状況にはなっておらず、今回のことを甘く見ていました。 風向きが変わったのは3連休明け。。。 ────────────────── 3月はこども食堂を開催 ────────────────── 話は順序立てて話すために時を戻します。 コロナの影響による休校などのニュースを見て、何かできないかと考えていたときに「こども食堂」という活動を知り、「これならできる!」と思

          今できることwithコロナ~事前チケット購入のお願い~

          飲食店は二極化される-淘汰と生存を分けるもの-

          飲食店を始めて4ヶ月。 まだまだ赤ちゃんで言えば首が座ったかどうか、くらいでしょうか。 そんな中でも、従業員として働いていた経験も加味して思うところの多い4ヶ月でした。 そんな中、ある年配の方に 飲食店はこの先どう向かっていくと思いますか? という問いを投げていただきました。 基本的にはレスポンスは早く、そして言葉を選んで確実に、がモットーなのでその時思ったことを言わせていただきました。 それを振り返りながら、過不足を調整してこの場で共有したいと思います。 ———

          飲食店は二極化される-淘汰と生存を分けるもの-

          個人店が料理に対して意識すべきたった1つのこと。

          ども。まだまだ新米飲食店オーナーの西岡です。今日は僕が心がけている、飲食店の料理においてどういう目線で、視点でメニュー(レシピ)を作ったりしているかという話をします。 ——————————————— お客さんが満足する料理とは ——————————————— 例えば松屋でカレーを注文し、 300~400円で出てくるカレーの味は 300~400円以上の価値があると思われているか。 今度は真逆の高級ホテルでは 3000円のカレーと空間や、サービスは 3000円以上の

          個人店が料理に対して意識すべきたった1つのこと。

          「過去の自分が1番の監査役」“35歳”という大きな節目

          先日10/9に35歳になりました。 お祝いのお言葉、プレゼント、様々な形でお祝いしていただき大変嬉しい、楽しい日となりました。この場を借りてありがとうございます。 35歳って一般的には何の変哲も無い通過点だと思うのですが僕にとっては非常に大きな節目となりました。 なぜ大きな節目となったか。 これには2つの理由があります。 ———————————————— 「35歳まで」という目標を掲げていた ———————————————— 29歳になる2013年に広告業から飲食業に

          「過去の自分が1番の監査役」“35歳”という大きな節目

          社員に対して不満を取り除くのではなく、納得させろ

          先日動画でオンデーズの田中社長の「目からうろこ」な考え方(というよりも表現方法かな?)に出会いました。非常にシンプルなのですが、めちゃくちゃ刺さったんですよね。 ———————————————— 目指す先は正しいのかという違和感 ———————————————— なぜ田中社長の言葉が刺さったかの理由は非常にシンプルで、自分の課題の解決に直結している考え方だなと思ったんですよね。 まずはそこからお話させてください。 僕は常々、「こういう経営者がいるから!」とか、「俺は絶対

          社員に対して不満を取り除くのではなく、納得させろ

          気を使うは、結果が伴わないと価値がない

          お久しぶりです。 やっとブログを書いたりする時間が少しずつ捻出できるようになってきました。これからは頻度上げて書いていきますね。 さて今日は気を使うという行動の価値についてです。 ———————————————— 気を使うは過程、気が利くは結果 ———————————————— これが真意だと思います。 でもここを頭ではわかっていてもなかなか行動に活かせてない人があまりにも多い。 これだけ気使ってるのに、良かれと思ったのに、これだけ思ってるのに、感謝が足りない、なぜわ

          気を使うは、結果が伴わないと価値がない