「過去の自分が1番の監査役」“35歳”という大きな節目

先日10/9に35歳になりました。
お祝いのお言葉、プレゼント、様々な形でお祝いしていただき大変嬉しい、楽しい日となりました。この場を借りてありがとうございます。

35歳って一般的には何の変哲も無い通過点だと思うのですが僕にとっては非常に大きな節目となりました。

なぜ大きな節目となったか。
これには2つの理由があります。

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「35歳まで」という目標を掲げていた
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29歳になる2013年に広告業から飲食業に転職をしました。

その時考えていたこと、それが

35歳までに独立!

でした。

その設定にはいくつかの理由があるのですが、印象の部分で大きかったのは大学生の時に初めて読んだビジネス書「1冊の手帳で夢は必ず叶う」です。

その本の中で熊谷さんは35歳までに上場会社の社長になるという夢を掲げ、奮闘したということが綴られていました。
もちろん目標のスケールは比べ物にはなりませんが一つの指針になったことは間違いありません。

その本は僕の人生において「なくてはならなかった」と言ってもいいくらい影響を受けた本です。未だにずーっと毎日メモなどを中心にノートをつけているのはその本のおかげです。

今で言う、メモの重要性を示したショールーム前田さんがそれに当たるのかな?

とにかくそのおかげで全力で意識していた35歳の誕生日を実店舗を構えて迎えられたことは本当に喜ばしく思っています。

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35歳でちょうど「大きな変化」から
「小さな変化」へ人生が移行した
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言葉だと分かりづらいかもしれませんが、
僕は今年で人生における必修科目的なものを中心の、「大きな変化」をやり終えることができました。

具体的に言えば、結婚、出産、家の購入、独立などです。

なのでコレからは「小さな変化」を繰り返して行きながら少しづつ大きくしていくような地道な努力や成長を繰り返していくことがやるべきことになってくるんだなという実感を今持っています。

夫婦の関係も、子供の成長も、仕事も、大きな変化で暮らしが変わる!みたいなことはあまりなく、小さな変化を喜び、小さな苦しみを憂い、その繰り返しで大きな変化を生んでいく、そんなイメージですね。

なのでより質が求められるし、より誠実さや、丁寧さが問われる人生にシフトします。
それが何か喜ばしいわけです。

そのタイミングがたまたま35歳になった今年になったわけですが、それもまた嬉しい。

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自分の監査役は25歳の時の自分
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35になるまでに関わった人たち、触れた考え方は今の僕を構成していて、常に携えていたい経験や体験が多いです。

ましてや自分より若い人たちを応援したいという想いが強いぶん、そこを投げ捨てるわけにもいかない。

僕がいつも意識しているのは過去の自分が今の自分に幻滅していないかどうか。
特に25歳の時の自分です。

25歳の時、社会人3年目で、
大人に対して正式に幻滅した年でもありました。

そのせいもあって「あーお前もその辺の大人と一緒だな」と過去の自分に思われたくない一心で人生を歩んでるつもりです。

昔はもっと周りを意識してたけど、最近は若かりし頃の自分しか意識してないかなー。

それだけではダメでしょうけど、せめて25の僕と対峙してしまっても納得させられる理論やロジックを持ち合わせなければ負けだと思っています。

それが僕の歩みたい大人の階段です。

40歳になっても、50歳のなっても、
絶対に「この年になればわかる」で逃げる大人にはならない。

そこへの決意が改めて固くなった35歳の誕生日でした。

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