ペンギン大好き!!もう一度言おう。
さてさて、名古屋港水族館のイチオシは骨になりましたが、それはあくまで(主観を交えて)客観的に考えた結果のもの。
個人的なおすすめは何かと聞かれたら、それはもうペンギンです。
ペンギン大好き!
日本人はペンギン好きだと思います。
これはちょっと考えると面白いもので、日本は北半球にあるのに対して、ペンギンは南半球の生き物です。(例外あり)
元々はいない生き物。
なのに水族館、動物園の二刀流で人気者。
何かの本で読んだところでは、南極での捕鯨の帰りに捕鯨船がお土産としてペンギンを持ち帰ったとかなんとかが日本人がペンギンに目覚めたきっかけらしい。
“ペンギン”はすっかり日本に馴染み、二重らせんにも刷り込まれ、最早ペンギンは鳥である、というよりもペンギンはペンギンである!と言う方がしっくりくる気がします。
名古屋港水族館では現在4+1種を飼育しています。
+1種の方は最近北館にきたケープペンギン。
ケープの名の通り、アフリカの温暖な気候に生息するペンギンです。
暖かい所に棲むの?と思われる方いるかもしれませんが、ペンギンのご先祖様は元々ニュージーランドにいたとされており、寒いところというのではなく、冷たい南極の海流に沿って棲息範囲を広げていったようです。
なので冷たい海に棲む生き物という認識が正しいのでしょう。
さて、では残りの4種を。(ケープは残念ながら一枚も写真撮ってなかったです。どっかにあるはずなんだけどなぁ)
元からいるこの4種は南極に棲む種類のペンギン達です。
アデリーペンギン↓
このうつ伏せになっているアデリーは卵を暖めているとのこと。
繁殖シーズンを迎えているようで、早ければ11月中にペンギンのヒナが孵るそうです。
ちなみに水槽内の季節は、日本と逆で春を迎えています。(照明量でコントロールしているそうです)
南半球の生き物なので、季節もあったものにしているんですね。
そのため名古屋港水族館と他の水族館(屋外飼育しているとこ)ではペンギンの繁殖シーズンが違っていたりします。
ジェンツーペンギン↓
なんかジェンツーはあまり写真撮って無かったです。
オレンジの入ったクチバシが格好いいですね!
足が黄色というのも、18種いるペンギンの中でもこのジェンツーのみだそうです。
ヒゲペンギン↓
羽を広げて気持ち良さそう。
ヒゲの由来は見た目の通り、目の下からクチバシの下を通る黒いラインがアゴヒゲの様だから。
エンペラーペンギン↓
エサの写真しかない。。。
ちょうどエサの時間だったのでなんとか撮れましたが、それまではずーっと水槽内を泳いでいたのでまともな写真を撮れませんでした。
水族館って暗いし、魚とか泳いでいる生き物動き早いし、撮りにくいこと撮りにくいこと。
ちなみに開館当初はエンペラーがおらず、かわりにキングペンギンがいたとのこと。
なので自分が最初に名古屋港水族館にきた時はキングを見ていたことになるのかな。
ペンギン可愛いですよね。
名古屋港水族館を順路通りまわると最後の展示がこのペンギン水槽になります。
というのも、南館のテーマが
南極への旅
だから。
日本の海から始まり、赤道を越えて、その先の南極へと。
ただ見てまわるのも面白いですが、その展示テーマを知った上でまわるともっと楽しめるかと思います。
↑は、化石種で最大のペンギンと現存する最小のペンギンの銅像。バックには実際に南極へ旅した南極観測船ふじ。
ペンギン好きな方は是非、このシーズンに来られてはどうでしょうか。
年末あたりでは換羽も始まるので、季節での変化も見ることができます。
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