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杉浦千畝に会いに行く。徒歩で。

“一週間の合計歩数8万歩”習慣で、過去最高記録をうちたてました!

要因となったのは金曜日。

怒濤の4万歩

平日休みの金曜日に何もやることが無かったのですが、岐阜の方の桜がちょうど見頃ということで行ってきました岐阜県八百津町。

この八百津町、駅が無いため交通の便はあまり宜しくは無いのですが、JR美濃太田駅や名鉄明智からのバスがあることをあとから知りました。

と、そんなことを知る由もない眼鏡屋は名鉄御嵩駅からのスタート&ゴールで散歩&写真撮影という、通称お写ん歩を始めました。

とりあえず、八百津町の中心っぽいかな?と思われるバスターミナルを仮の目的地へ。

御嵩駅→八百津町までは大体7kmちょっと、約1時間半程度の道のりです。

旧街道の中山道歩いたりと昨年何かとお世話になった御嵩駅
鬼の首塚

途中まで中山道を歩きますが、旧街道らしく史跡なんかもあったりします。・・・これはそこまで街道とは関連性薄いかな。

途中トンネルも通過しました。

ひたすらひたすら同じ景色

やおつトンネルを通過。
同じ景色を歩くというのは、進んだ実感が得られにくいためあまり楽しくはありません。

ただ山を超えるという労力が無くなるのは有り難いことです。

カメラを持っていることを忘れないよう時々撮ります

今回はX−H2+XF16-55㎜、XF70−300㎜をチョイスしました。

木曽川に到着

山間に流れる木曽川によって作られた土地というのが八百津町といった印象です。

新旧の八百津橋。赤(旧)と青(新)
旧八百津橋

昔はここを車両が通っていたのかな?なんて思いながら歩きましたが、そこまで古くはないように感じました。まぁ古過ぎたら撤去されるか。

八百津の町並み
八百津の町並み
八百津の町並み

とりあえず目的地近辺に到着。

補給の為近くの肉屋さんでコロッケ買って食べました。

焼豚が有名らしい
終始このプラゴミを持ち歩くことになったのは誤算

この八百津町を語るにおいて避けるべきことが出来ないのが“杉浦千畝”です。

誰それ?と思われる方もいるやもしれません。
“命のビザ”という語を聞いたら思い出されるかもしれませんが、リトアニアの地で多くのユダヤ人系の命を救ったという功績のある方で、自分は小学校か中学校の授業でならった記憶があります。

杉浦氏はこの八百津町で幼少期を過ごしたらしく、実家跡もこのように案内板が残っています。

ここで選択しなければなりません。

このままUターンして帰るか。
別ルートに進んで帰るか。
杉浦千畝記念館へ行くか。

グーグルマップで確認すると記念館へは3kmちょっとの距離で、大体50分で着くとのこと。

まぁ、そのくらいの距離なら問題なさそうだし、ずっと気になっていた場所でもあるので行ってみることにしました。

が、歩き始めてみて不穏な気配を感じました。

ゆるやか〜に登り始めている。
歩く先を見、想像するに、かなり高台に記念館があるようです。

平地の移動は問題無いものの、ある程度以上の傾斜の±は使う筋肉や負荷の量が変わってくるため単純に疲れが溜まりやすいです。

傾斜のきついところではジグザクに歩いたり、足元を見てなるべく先を見ないようにしたり、音楽を聞いて無心になりながら歩くように心がけます。

コツコツと標高を獲得してみると、

木曽川が見渡せるようになりました。
奥の方には前に貼った新しい方の八百津橋の青いアーチが見えます。

気持ちを切り替えて再び歩き出します。

ゴールが近い。けどここからさらに坂を登ります。

なんだかんだで到着。

記念館のある人道の丘公園へ。
人道は杉浦千畝氏の業績に由来
一応確認しておきましたが、ちゃんと開館。大人300円。

展示については割愛しますが、授業で習った内容は間違いではないものの、より深く杉浦氏の行ったこと、その影響や評価の変化というものか知れて良かったです。

ちなみに貰えるパンフレットが洒落ています。

中に判子を押す場所もあり。
残念ながら感染症予防対策のため判子は無かったです。

帰りは来た道をそのまま折り返すのだと面白くないので、別ルートから八百津町へ戻り、トンネル、御嵩駅へと帰りました。

そんなこんなで歩いた結果として計測初めて、もしかすると1日ではこれまでで一番くらい歩いた結果となりました。

調子良い普段の日の3倍分に相当

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

歩いた当日は疲労感あるものの特にどこか痛むという事なく、休めばまだ歩ける感じでした。

翌日も何処に筋肉痛が出るか心配でしたが、ちょっとした疲労と股関節周囲の筋肉に筋肉痛とまでは行かない違和感があるくらいで全然問題ありませんでした。

あとから調べると、元々八百津には駅があったそうで調べると廃線巡りをしている方の記事が出てきたりもしました。

特に電車だとか廃線に興味があるわけではないですが、かつての町の名残を辿るというのも中々面白そうですね。

八百津町、楽しかったです。

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