水族館が好きだ。

小さい頃から連れられたのは、遊園地、動物園よりも水族館の方が多かったはず。

生き物も、人並以上には好きな方だとは思う。

そう考えてみて思うのは、自分は水族館が好きだ。

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チケットを渡し、非日常の世界へ行くというのはとてもワクワクする。

美術館や博物館でもそれは同じで、その世界に入っていく感じはいつも新鮮。

・・・遊園地は乗り物酔い持ちには辛いのであれだけど、思いは同じく。

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水族館、動物園、遊園地というのは特に幼少期からの思い出の積み重ねがある施設だと思う。

ショーを見て楽しんだ記憶、迷子になって悲しんだ記憶。さまざま。

細切れのようにしか思い出せないかもしれないけれど、大切な思い出の記憶がある。

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水族館にいると、今、自分のまわりにいる家族連れの子供も、もしかしたらこの一瞬を、生涯胸に抱いて生きていくのかな、と思うことがある。

生涯の思い出が残る瞬間に、自分が居合わせること。

それは幸せな事だと思う。

しかもそれが１人の子のみじゃなく、複数人の子たちだったりするのが水族館、動物園、遊園地である。

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自分の中の、数々の一瞬の記憶では断然水族館が多い。

だから贔屓するのは仕方ない。

自分も楽しむ中で、そんな幸せな空間にいられることが堪らなく嬉しい。

だから思う、水族館が好きだ。