アルコール依存症について書くこと

自分の体験談を書いてて、辛くないですか?とか
誰のために書いてるんですか?とか個別にご質問をいただくようになりました。

Q.体験談を書いていて辛くないですか?

はっきりいって辛いときの方が多いです。
自分の体験談を振り返って、いかにアルコールで周りに迷惑をかけたか、どんな風に自分が見られていたのか。シラフの状態で考えるには大分きついです。

Q.じゃ、誰のために書いているんですか?

もちろんこうやって自分が振り返ったことを読んでいただき、タメになったと思っていただければ光栄ですが、基本的に自分のために書いています。
こうして時間をおいた後に自分の体験を振り返って見ると、至らない点ばかりで、果たしてそれはアルコールの性だったのかも定かではありません。

ただ、言えるのは確実に直接アルコールが原因で信用をなくし、車の免許をなくし、健康もなくした過去があります。
万が一、自分がまた同じようにアルコールに頼ってしまうときが来たときに読み返せるよう、そして同じ間違いをしないよう少しでも布石を打っておきたい。そんなすがるつもりで書いています。
頭の中でモヤモヤしているものを、書き出してしまうことで忘れてしまうというのも大事にしています。

アルコールを一切絶ってから二年半。γ-GTPの値は過去最高に良くなりました。これからもアルコールの誘惑に負けないよう、そして自分が同じ道に戻らないよう、頑張るとまではいかないですが、もう少し肩の力を抜いて生きていきたいと思います。

ひょっとしたら同じ悩みを抱えている方には、ともに考えることも出来ると思いますのでなんでも気軽に相談してください。

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