決算書から企業のビジネスモデルを読み解く
・今回私達が目指す変化量
→決算書を読めるようになる
→決算書からビジネスモデルを読み解けるようになる
→日頃集めている情報に対する感度を上げる
→上記3つで得た情報を元に戦略構築や施策のブラッシュアップなどアプトプットに活かせるようになる
・お題
〇業界の企業3社のビジネスモデルと業界の課題を決算書で読み解く
・スポーツ用品店を選んだ理由
入社してまだ日が経ってないので、
会社の方針に染まる前に、
ここで業界のことを決算書から分析し、
これからの仕事で自分の色を出して行きたいと考えたため。
企業の分析
1社目「ゼビオ」
商品の充実度だけでなく、店舗によりゴルフシミュレーターが設置してあったり、キッズコーナーが設けられていたり、マイケルジョーダンやイチローなど、名選手のパネルやユニホームが飾られていたりと、ショッピング以外にも楽しめるアミューズメント的要素が満載。簡易型サーキットトレーニングジムを併設した店舗もあり、商品を提供するだけでなく、スポーツそのものの魅力を発信するのがゼビオのスタンスです。
3Dを搭載した足形測定器や自分だけのインソールを作ることができる機器を完備し、最適なシューズ選びをサポートしてもらえます。
ゼビオグループが運営し、初心者や1人ではなかなか続けられない参加者同士が集まり、ランニングを気軽に楽しむためのコミュニティ。各店舗を起点に定期ランを開催するほか、会員にしか手に入らないお得な情報、一流のトレーナーをゲストに迎えたセミナーやイベントなどが盛りだくさんです。
売上高、営業利益、経常利益ともに下がっていっている。
2社目「アルペン」
業界2位のアルペンはウィンタースポーツ、ゴルフ用品でシェア1位を記録。大型スポーツ店『スポーツデポ』、『アルペン』、『ゴルフ5』を展開しています。また、同社は子会社『IGNIO』、『kissmark』などのオリジナル商品の開発・製造も行っています。どれも一流ブランドに負けない品質ながら、驚きの低価格というコストパフォーマンスで消費者を惹き付けています。
売上高はほぼ変化なし。営業利益、経常利益は下がっていっている。
3社目「ヒマラヤ」
業界3位のヒマラヤは大型スポーツ店『ヒマラヤスポーツ』を関東から九州にかけて展開しています。
お客様の声を店舗づくりに活かすことを大切に考えるヒマラヤでは、社内イントラを活用し、全国のスタッフの意見やお客様の要望を共有します。「フィットネスTシャツに、もっとカラーバリエーションが欲しい!」というスタッフの意見や、「この店では販促POP効果で昨対110%の売上を達成!」というバイヤーの声など。「良い事はまずはやってみよう」という風土のもと、若手を主にした現場の意見が、仕入れから売り場作り、お客様サービスとあらゆるシーンで活かされています。
スポーツ用品店業界上位3社の動向を見ますと、大型店舗の店舗展開が目立ちます。特に、3社が展開する『スーパースポーツゼビオ』、『スポーツデポ』、『ヒマラヤスポーツ』はいずれも大型店で、ショッピングモール内やロードサイドに出店しているケースが多く見られます。
売上高、営業利益、経常利益ともに下がっていっている。
業界の課題
どの企業も特徴はあるが、それに関係なく売上高、営業利益、経常利益ともに下がっていっている傾向にある。
原因は3点考えられる
・ネット購入者が年々増加していること
・ネットの方が実店舗より安いことが約半数
・メルカリ等のフリマアプリによるC toCの増加
自分が参入するなら何をするか
・実店舗に運んでくれたお客様に対してのサービスの向上。
→実店舗の強みは直接のお客様との対話。
ネットで購入するよりも店に足を運んでよかったと思えるお客様の悩みのヒヤリングや商品提案をしていく。
・店舗のオンラインショップの強化
→値段の安さで勝負するのは運営上おそらく厳しい。だから、お客様の買いたいものや悩みをQ&Aで商品を絞って提案する形で他のネットとの差をつける。
参照
・我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤準備
・各会社の決算書
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