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プレゼントをもらうのも良いけど、贈るときは楽しい気持ちになる

プレゼント。

人に贈ったり、人からもらったり。もらうのも嬉しいけれど、人に贈るのも自分にとって嬉しいものじゃないだろうか。

僕は人にプレゼントを贈るのが好きだ。もちろん、もらうのも好き。

そんなに高いのではないけど、仲が良い友人の誕生日に贈ったりする。

が、僕がちゃんと人にプレゼントを贈るようになったのは、大学に入ってからだ。ほんの2,3年のうちにこうした感覚を持つようになった。

もちろん、プレゼントをもらうことは、一人っ子ということもあり、よくあった。けれど、プレゼントを贈る経験は、ほとんどなかったのだ


プレゼントを考える経験

一番最初に贈ったのは、大学一年生の頃で、サークルの同期の女の子

その子が、引っ越しして一人暮らしをするということで、みんなでその手伝いをしに行った。

そのときが、ちょうど誕生日辺りだったから、みんなでそれぞれ買っていくことになったんだと思う。ちょっとうろ覚えだ。

それで、大学生になってお金も少ないながらあるし、「何を贈ろう」ってなって、バス用品を選んだ。

たしか、新宿に買いに行ったんだけど、そこの雰囲気がキラキラしていて、入るのに20分くらいウロウロした。しばらくして、なんとか、決心して入った。

それくらい、似合わない場所だし、カップルか女子のお客さんがほとんど。男一人でその雰囲気の店に居座ることは、とてもいたたまれなかった。

とりあえず、「逃げ出したい気持ち」を強く感じていたことは、今でも覚えている(笑)。

それでなんとか買って、渡したけど、喜んでくれていた。使った感想は知らないけど、渡したときに喜んでくれてた様子を見れたことがいいなって思った。

そこから、仲が良い人に誕生日プレゼントを贈るようになった。とくに、サークルの僕の代は、多くがやめてしまった影響で、女子六人、男子二人みたいな状況だったから、女子が誰かに贈るたびに、つられて贈っていた。

男同士だと贈ることはあっても、ふざけたもの贈るし、むしろご飯を奢るとかのほうがある。そういうのも、なんか気兼ねしなくて良いなって思う。

それはそれだし、これはこれ。って感じだ。

そこから、人になにか贈ることを楽しいと考えるようになった。


喜ぶ瞬間を見れるのがいい

もう半年くらい前だけれど、サークルで同期に会ったときに、同期の誕生日プレゼントとして折りたたみ傘を渡した。

会えていなかった人もいて、同期の三人分色違いでまとめて選んだのだけど、それもめちゃめちゃ喜んでくれた。

折りたたみ傘っていう、自分ではなかなか買わない。かつ、割と使うやつってところが良かったみたいで、その様子を見ているとこちらまで嬉しくなる。

「センス良い」とか、「かわいい」とか言ってもらえると、「あー、プレゼントしてよかったな」って心から思う。

そして、この快感はけっこう病みつきだ。僕は、「なんでみんな買ってくれるんだろう」って、一人っ子ながら思っていたけど、贈る側になると少しわかるところがある。

それに、買う前も楽しい。これだと喜ぶかなとか、これ似合いそうとか。みんなに贈るわけじゃなくて、贈りたいって人に贈るからこそ、こういう楽しみがあるんだと思う。

これからも、人にプレゼントを贈ることをしたい。そういうお金の使いみちがいいのだ。


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