ゆや

文章は完璧じゃなくていいし、毎日書かなくてもいいし、自分が大事だと思ったことを言葉にで…

ゆや

文章は完璧じゃなくていいし、毎日書かなくてもいいし、自分が大事だと思ったことを言葉にできればいい。そんなスタンスで、継続して書いていくことが目標です。

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「お前弱い」と、言われたあの日

これは、中学校の頃の話だ。 そして、僕にとって学生時代の中でも特別な青春の1ページでもある。 部活はバドミントン部だった僕は中学校から部活動として、バドミントンを始めた。同年代の男子部員は、14人くらいいた。 中学校1年生の頃は、同学年で4番手くらいだったと思う。たぶん、バドミントンが自分に合っていたからだろう。 というのも、僕は小学校の頃に、ソフトボールをやっていた。その投げるフォームと、バドミントンの打つフォームが少し似ている。 だから、バドミントンのフォームも

    • 温かさが背中を押してくれる

      4月1日から、人事部 採用担当になる。同時に入社も3年目を迎える。早いものだ。 実は、昨年から兼務という形で人事部へ半異動状態だったのだが、その兼務が外れ、本務になる。気持ちとしては、いよいよかというのが正しいだろうか。 そんな来たる本格的な異動の最終日、前の部署の人が色紙をくれた。と言っても、働き方がフルリモートだから、もらったのはURLだ。 画面を開くと、15.6人はいるメンバーからのコメントが載っている。コメントのデザインが旅行バッグの形になっていて、旅立ちのよう

      • ターニングポイント

        久しぶりに書く。 明日、初めて取材をするのだ。入社半年後にしてのデビュー戦である。 そして新卒で入社して初のターニングポイントかもしれない。 もちろん、メルマガ担当するとか、取材進行を任されるとか、いろいろ経験してはいる。 ただ、自分が取材することは、入社前から思い描いていたことでもあった。だからだろう、明日は今までとは違う第一歩のように思う。 怖いけど、ワクワクする。 怖さは、失敗したらどうしようとか、上手くいかなかったらとか、ちゃんと聞けなかったらとか、そうい

        • 【小説】イヤホン

          ない。ない。どこにもない。 机の上もカバンの中も、どこを探しても、私のイヤホンがない。それからハッと気付いて、洗濯機を慌てて止めた。 そして昨日はいていたパンツのポケットからそいつを救い出した。電源を押す。光らない。充電する。ランプもつかない。少なくとも、今日は治らないことが、その瞬間わかった。 仕事の日。朝。会社までの30分。いつもルーティンのように聞く曲がある。でも、今日は聞けない。 予備のイヤホンを買っておけばよかったなと思いながら、諦めて家を出た。 いつもな

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        「お前弱い」と、言われたあの日

          【小説】僕の特等席

          「席替え」は、クラスの一大イベントだ。 中学3年生になった僕は、そのことを小学校の6年間でも経験してきたし、中学校に入ってからの2年と2カ月の間でも経験してきた。 席替えが決まった時に聞こえてくるのは、大体、「後ろがいいなぁ」というつぶやきや、「えええ、離れたくないよー」と、言い合う仲のいいグループの人たち同士の会話。 既にいい席にいる人は、「まじかよー、席替えしたくない」と言う。 そんな中で先生は、席替えを進めていく。教室の騒がしさが関係ない、筋の通った声で話す。

          【小説】僕の特等席

          毎日更新してましたが、モチベーションが下がってしまったので、更新頻度を落とします。 毎日更新が一度途切れたのがきっかけかな、と。ここ1週間はそれを引きずったまま遠ざかってた感じです、、 また、ちょっとずつ書いていきます。

          毎日更新してましたが、モチベーションが下がってしまったので、更新頻度を落とします。 毎日更新が一度途切れたのがきっかけかな、と。ここ1週間はそれを引きずったまま遠ざかってた感じです、、 また、ちょっとずつ書いていきます。

          リュックサックがいいと思って

          昨日は母の日だったけれど、僕は母にリュックサックをプレゼントした。 なぜリュックにしたのかと言うと、母が僕が小学生の頃に使っていた、容量の大きなカバンを使っていたからだ。 デザイン的にも小学生という感じで、何でもかんでも入れて持ち歩く小さい頃の僕にはピッタシのものだったけれど、母が使うにはデザイン的に少し合わなかった。 そもそも僕は中学生になってからそのカバンを使わなくなったし、どこかの押し入れに閉まっていた。だけど、母がそれを久しぶりに見つけて、「まだ使えるから」と、

          リュックサックがいいと思って

          先輩に助けられ、その姿にも憧れて

          先日、こんな記事を書いた。 先輩方の取材に同席する中で、聴き方が進歩したみたいな話だ。おかげで質問をいろいろと思いつくようになった。 そして、僕は4月の終わりにあった、取材同席の際、実際に質問をしてみた。 ちなみに、4月中の僕に課されていたのは、質問をすることではなく、考えるところまでだった。だから、その時は初めての質問だった。 メモするだけでなく、言葉にして、伝えてみた。すると、その質問について「私も聞きたい質問だった」と、取材を担当していた先輩が言ってくれた。

          先輩に助けられ、その姿にも憧れて

          断捨離して、模様替え

          2日ほど前に、模様替えをした。でも、服のラインナップを変えたというよりは、いらない服を選別してリサイクルに出すものを決めて、部屋のレイアウトを少し変えただけだ。 ただ、それだけでも部屋の雰囲気や気持ちは変わるもので、新しい配置もけっこういいなと思う。 具体的には、棚の位置を変えたのだけど、今まで飲み物置き場としてひとつ余分に出していた、折りたたみの机をしまえるようになった。 その棚の配置を変えることで、棚が机の役割も担うようになったのだ。「なんでもっと早くこうしなかった

          断捨離して、模様替え

          途切れたって、心が折れなきゃいいのだ

          昨日、130日くらい続いていた毎日更新が途切れた。 友だちと飲みに行く日は、「今日は0時回るかもしれないよなぁ」なんて思いながら、あらかじめ書いていたし、ある時は一緒にいる友だちにお願いして、「ごめん、ちょっとだけ書かして」と言って、書いた。 毎日更新することを目標に、わりかし工夫していた。 なのに、落とし穴というのは思わぬ身近にあって、僕が昨日書けなかったのは、少しウトウト横になっていたら、いつの間にか0時を超えていたからだった。 起きたのは1時過ぎ。「あー、書いて

          途切れたって、心が折れなきゃいいのだ

          服はなりたい自分のために選ぶ

          「試着室で思い出したら本気の恋だと思う」という本を読んだ。 読んでいるとスイスイ進んでしまって、気づけば読み終わっている。そう感じるくらいには面白い本だった。 とある洋服のセレクトショップに訪れる、女の人のお客さんの話を主体に話は進む。5-6人のお話が載っているので、短編集に近い。 どうしてそのお店に来たのか。どんな悩みを持っているのか。そのセレクトショップを訪れる経緯から、そこで選んだ服や、セレクトショップの店員さんが与えてくれる気づきでお客さんの心情が変わる様子まで

          服はなりたい自分のために選ぶ

          セメントのお手伝い

          今日は、北海道から帰る前日だ。 今日の昼間は祖母のお手伝い時間だった。畑の土を耕すことや、祖母の家の玄関のコンクリートの割れ目を埋めることをした。 玄関横には車庫があるのだけど、その辺りもひびわれていたから、その部分も補修した。補修はセメントでやる。 日常生活で、なかなかセメントに触れる機会はない。泥のようなのに、乾くと固まるのだから驚きだ。ひび割れを埋めて段差を無くすように、ヘラとかスコップを使った。 すると、祖母の向かいの家の人が話しかけてきた。祖母の友だちのよう

          セメントのお手伝い

          酒よりご飯

          北海道に来て6日目くらいになった。 たまに夜、家ではなく外に食べに行くことがある。そういう時、決まって運転するのは僕なのだけど、祖母が毎回「悪いね、ほんとにいいの?」とか、聞いてくる。 僕は飲まなくてもいいと思ってるタイプだし、運転を任されることも、外で飲めないことにも全然苦を感じないのだけど、いつも毎回祖母は聞いてくる。 それでこれはなんでなのだろう?と思ったのだけど、きっと価値観の違いではないかと思うのだ。 祖母の年代は、きっと飲む人ばかりで、運転をする人はあまり

          酒よりご飯

          運転の練習にもってこいな、北海道

          北海道に来てそろそろ5日が経つ。 着いて以来、僕はほとんど毎日車の運転をしている。 北海道は広いから、移動には車が便利なのだ。それで、滞在先の祖母の家の車を僕が運転する毎日が続いている。 買い物に行く時も、温泉に行く時も、空港に行く時も、軽く出かける時も、夜ご飯を食べに行く時も。ほぼ運転している。 夜ご飯を食べに行く時は、祖母から「飲まなくて大丈夫かい?」とか、聞かれる。僕が飲みたいと思ってるかもしれない、という気持ちから来る気遣いだと思う。 でも、僕は基本的には飲

          運転の練習にもってこいな、北海道

          釣りも楽しい北海道

          北海道に来て、はや4日くらい経つ。 2日目にも1度釣りに行ったのだけど、今日も釣りに行ってきた。 2日目の時には、小さなカレイを釣った。小さいとはいえ手をめいいっぱい広げたくらいのサイズはあるし、人生初カレイで心が踊った。 それで今日も釣りに行った。 父とふたりで行ったのだけど、初めは父がカレイを釣った。1回目に僕が釣ったのと同じくらいの、手のひらをめいいっぱい広げたくらいのサイズだ。 その後は、僕が釣った。中くらいのサイズの、アブラコ(アイナメ)という魚だ。白身で

          釣りも楽しい北海道

          かわいくてクマっちゃう

          クマ牧場を知っているだろうか。 北海道にある、観光地の一つである。その名の通り、クマが見れる。今日はそんなクマ牧場に行ってきた。 クマというと、怖いイメージがあるけれど、クマ牧場のクマは、あまり怖くない。あまりというのは、時々野太い声の雄叫びが聞こえて、それを僕は怖いと思うからだ。 それに怖さを感じないのであれば、怖くないと思う。 基本的には、おりの中に入っているか、動物園みたく、近づけないような位置構造に設定されている。 そして、クマ牧場ではご飯をあげられるのだけ

          かわいくてクマっちゃう