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釣りも楽しい北海道

北海道に来て、はや4日くらい経つ。

2日目にも1度釣りに行ったのだけど、今日も釣りに行ってきた。

2日目の時には、小さなカレイを釣った。小さいとはいえ手をめいいっぱい広げたくらいのサイズはあるし、人生初カレイで心が踊った。

それで今日も釣りに行った。

父とふたりで行ったのだけど、初めは父がカレイを釣った。1回目に僕が釣ったのと同じくらいの、手のひらをめいいっぱい広げたくらいのサイズだ。

その後は、僕が釣った。中くらいのサイズの、アブラコ(アイナメ)という魚だ。白身でけっこう美味いらしい。

それから、父はカジカともう1匹アブラコを釣った。なんと、かなり大きいアブラコだ。僕の靴のサイズと同じくらいだから26cmくらいはあった。

僕はそれを見て、めっちゃいいなぁ、と思った。なんと言っても、見ていてもヒキが半端なかったのだ。竿がしなってる感じが、すごく見ていて楽しそうだった。

やっぱり釣りをする楽しみは、釣れることもあるけど、あのグインと引っ張られるヒキにもあると思う。

それを味わっているのが純粋に羨ましかった。

それから、しばらくは僕は釣ることはできず、今日の釣果は中くらいのアイナメ1匹か、と思ったら、「これ、最後の一投ね」というラストの投げで、大きめのアイナメがかかった。

立てかけていた竿が倒れるくらいのヒキで、持ち上げて少しリールを巻くと、引っ張られる感触があった。

やっぱり最後に来たことも嬉しかったけれど、その引きが最高に楽しかった。リールを巻きつつ、「何が釣れたかな?」と想像する。

若しかしたら、大きなカレイかもしれない、なんて淡い夢を見る。引き上げて、大きいアイナメを見る。カレイじゃないけど、嬉しいなと思う。

こういう一連の流れが楽しいのだ。3時間で、5匹となかなか悪くない釣りだった。

帰り道、「父のアイナメのヒキが良かった」と僕が言ったり、「ゆやの最後のヒキも良かったよ。竿が倒れるんだもん。いいねぇ」と父が言ったり。

そういう、お互いのところを言い合うのも良かった。二人共が満足いく釣りができたからこその会話だと思う。

明日、アイナメは刺身に、カレイは唐揚げにする予定だ。

釣るのも楽しいのに、食べるのも楽しいのが釣りの醍醐味なのかもしれない。

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