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車のこと、サブとアシスタントのこと。

先日の朝、車のエンジンがかからないハプニングに見舞われる。
まあまあ急いでたので、数時間後に出ていく予定のあった寝巻き姿の妻に現場まで送ってもらう。もれなく子2人もこの惨事に巻き込まれるので、かわいそうだけど車内はにぎやかだった。

結婚式の撮影となると自分もピリピリ、ではないけどナーバス、でもないけど、すでにいろんな計算が頭の中で始まっていて、娘のボケの嵐に塩で返すことしかできない。父は戦闘モードに入っている。

ランクル80(ハチマル)というものに乗っているけども、燃費は悪い、イコール環境に悪い、やたら重い、やたら壊れる、ムダに四駆、ということで実はあんまり愛せていない。

プラドに乗っていたときは、四駆と二駆を切り替えられる、パートタイムというものだった。車に詳しくない自分でも、そのくらいは分かるようになった。

その日の夜にお世話になっている車屋さんが引き取りに来てくれ、代わりにタントを置いていってくれた。今の生活にはこれで十分であって、たまに機材を山盛り乗せたいときだけハイエースに乗ればいい。

妻のバルーン事業も、コロナで巨大装飾が激減したとは言え、月1,2回はハイエースが必要になる。これがたまにかぶるために、大きな車が2台いる、ということにしている。

帰りは事務所まで、トムに乗せてもらう。

話は戻って結婚式撮影、ハプニングの多いものだったけど、たまの指名で自分が出動するときは必ずサブのカメラマンと参戦する。

選んでもらうプランによっては赤字にもなるんだけど、それでも2人で行く。
サブがいてくれると、まず自分のパフォーマンスが上がるし、エネルギーも温存できる。
サブとの連携の訓練にお互いなるし、サブはサブでメインとしての勉強ができる。

どんな撮影でも、ひとりで行く料金設定にしかしてないけど、できるだけ2人以上で行く撮影がしていきたい。前撮りなら、アシスタントがいてくれたら機材も増やせるし、ロケーションでもライトが使えるようになる。

全員が2人で、というのはまだ難しいけど、自分は誰かを連れて行く、という状況に自然となってきた。

というのも、自分が若い頃は"人件費"が気になって、1人でなんとかできることに、わざわざアシスタントをお願いすることに躊躇していた。「その人を育てる」というマインドはこの時代にはまだない。「どうこなすか」、の今だけマインド。

たった6,7年前のことだけど、写真が好きな友人に仕事の休みを聞いて、前もってお願いしてロケに着いてきてもらったり、誰も見つけれなかったから1人じゃ不安なスケジュールでも1人で行ってたり。

その頃1人のフリーランスを口説いて雇わせてもらうことになり、2馬力となった。

それが成長したもんだ。今はこの撮影は誰と一緒に行って、と撮影内容にあわせて事務所にいるメンバーから選抜できるようになったのだ。えらそうですまん。

自分がそうだったように、みんなが現場で流れる空気感、生まれる一言一句から感じ取って学んでくれたら最高だな。

そう、来年からプロになりたいフォトグラファーが共に勉強できる場、プログラムを作ろうと、これまでやってきたパパママさん向けの写真講座から大いに飛躍したものを構想しています。

そんなことを週末のラジオで言っていいものか、ビジネスチックは避けたほうがよいのか、宮原さんとLINE中。

それでは、おやすみなさい。

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