2019年、さあどう生きよう

こんにちは。noteのアカウントを持っていたのに、ちっとも活用しない四年間でした。
なのに920名もフォローしてくださっている方が・・・。
みなさんお元気ですか。フォローしてくださっててありがとうございます。

InstagramもツイッターもFBもやっているんですが、長めの文章を書くのにちょうどいいSNSではなかったな、といまさらnoteに。
読んでくださる方がどれほどいてくれるかわからないのですが(なにせ触ってなかったから)ちょっと2019年はこちらにも書いてみます。

漫画を描いていて、私のところには同年代のアシスタントさんが今4ー5人来てくれています。
全員女性で、短い人でももう7年、長い人は20年も来てくれているベテランのプロアシスタントさんです。
みんな他の漫画家さんのところでもアシスタントしています。
最近はデジタル環境も進み、在宅で仕事を請け負うことも増えてきたということです。
私のところはまだ、月に3日集合してダーっとあげるアナログスタイルですが、デジタル仕上げの現場はこれからも増えていくことでしょう。

漫画家の仕事は不安定です。
描かなくなったらもちろんパッタリと収入がなくなります。
その漫画家のアシスタントさんも、もちろん同じ運命です。

去年は、女性が立たされている大地が寒風吹きすさぶ荒野だったことが広く世間に知らされた年でありました。
女性って人類の半分もいるのに、なぜマイノリティ扱いなのか、なぜ好きなようにやられているのか、本当に疑問であるし、いろいろアタマにきた一年でした。

権力の場、ルールを決める場に女性が少ないという問題が大きいのだろうなと思います。

権力の場。
漫画の仕事場で一番の権力者は漫画家です。

全部で5ー6人なのでめちゃくちゃ狭いのですが、ここでいえば私です。

まず私が変わってみよう、と思いました。

うちの仕事場では、おうちから仕事場に来るまでの交通にかかる時間にも時給を出しているのですが、今年はその時給を倍にしてみることにしました。

ほかの漫画家さんの現場がおいくらくらいなのかよくわからないのですが(ほんとにわからない)、12月の仕事納めの日に「みんなの時給を来年は倍にしようと思います」とアシスタントさんに伝えたら

「ええええええええ、それはいけません。もらいすぎです」
「他の仕事場との整合性が取れません」
「今だって充分なのにもらえません」
「やってる仕事は変わらないのに、倍になるなんて意味がわかりません」
「そんなことやって、この先下がったらこまります」

という反応。

・・・・・・。
みんないい子たちなんですよ。
ほんと、私は、私の目の前にいるみんなからまず幸せにしたい。
おそらくそう遠くない未来に連載が終わるので、そこまで頑張るので、みんなのお給料は今年は倍です。

みなさんは、今のお給料が倍になったら人生がどれくらい変わりますか?
そんなに変わらないかな?

でもちょっとだけホッとしますよね。

手に職のあるみんななんです。ちゃんとそこが評価されるべきだし、漫画が成り立つのはみんなの協力のおかげ。

今年も頑張ってチームで描いていきます。
ちはやふるを読んで下さってるみなさん、今年もよろしくお願いします。

末次由紀

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コメント1件

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末次先生が素敵だから、アシスタントさん達も自然とステキなメンバーが集まるんですね😭末次先生も、チームちはやふるの皆さんも同時に応援していきたいです💓
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