見出し画像

読書の時間が心地よい

おうち時間を使って、本の整理をしました。どんどん読んでない本たちが出てきて…。

読みたいと思って買った本。薦めてもらって買った本。時間ができたら読みたいな〜と思っているだけじゃ一生読めない。時間は作り出さないといけないと、読めていない本たちを見て改めて感じました。

そして、片付け中に見つけた一冊の本を読んでいたら、久々にnoteを書きたくなったのです。人に会えない時期が続き、映画や本の感想が自分の中でぐるぐるしてしまう…そこで、未来の自分にでも届けという気持ちで書きます。

読んだのは喜多川奏さんの「上京物語」
以前、IT関係のイベントで出会った女性が薦めてくださった本です。

私の出身は富山で、今住んでいるのは茨城なので、これは上京なのか?と考えたり、来年は東京に住むのでそしたら上京なのかと考えたりして読み始めました。作品名として「上京物語」ですが、ここでは今から夢を叶える未来ある若者に向けた本という印象です。

ただ未来ある若者に向けた本ではあるものの、「これをやれ」「あれをやれ」とやるべきことを羅列するだけの本ではない点がとても好きでした。なんとなく読んだ後に、「頑張ろう」と思うことができました。

・・・

ここからはいわゆる読書感想文。

まず、この本の構成が私は好きでした。

前半では、なんともパッとしない男性のお話が続きます。途中、すごくモヤモヤする。「なんで言い訳ばっかりなの?」「どうして頑張れないの?」と問いかけたくなるほど。でも、本の真ん中に色の違うページがあるし、とりあえず読むかという気持ちで読み進めました。

真ん中まで読むぞの気持ちは正解でした。後半がとても素敵でした。これは後半だけ読めばいいという意味ではなく、前半あってこその後半です。

この本は大学に入学するために上京する息子に向けた手紙という設定だったのです。前半のパッとしないお話も父親が作ったお話。ただ思いを伝えるだけの手紙ではなく、物語を添えることで、より深く息子に問いかける意味を持ったのだと思います。


この本を読んでいて、「読書の時間を増やしたい」と感じました。


ここで下書きが終わっていました…(4月に書いた)

自分のメモにはこの本を読んで考えたことは他にもあったのですが、長くなるので、省きます。

今日は、大量にある下書きを公開していこうと思った日。おわり。


読んでいただきありがとうございます!