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齢90歳、祖父の背中を見て思う。


うちの祖父はこんな小粋な老人では
ありませんが笑

ついこの間、90歳を迎えました。
卒寿ですね。
現役時代は教師をしていた祖父は
戦時中を生きた人。
年始に会った時は、杖をついていたものの、
「え、それ本当にいる?」というくらい
背筋まっすぐ、ぴんしゃん歩いていました。
戦時中を生き抜いてきた方は
本当に足腰が丈夫。

「今年な、90歳になるねん」と
3時間の間に10回は繰り返していた祖父。

ひ孫の名前と歳は5回くらい聞き返していました。お年玉も3回あげそうになっていたので、
必死に止めました。

でも、
今だに孫の私にやっていたコインの手品を
得意げにやっていたので、
人の記憶とは不思議なものです。


初孫の私を、いかに笑わせるかが課題の
手品が得意な祖父。

私や娘たちと同じくらいの量をぺろりと
食べていたので、
まだまだ元気でいてくれるでしょう。


そうはいっても、
年々細くなっていく祖父の
身体。 
後ろを歩く祖父を待ちながら、
少しずつ進んでいきます。

90歳かあ…。
もうひ孫も10歳過ぎているもんね。

適度にわがままに、
長生きしてほしい。
また夏には子どもたちを連れて
会いにいくね。

あなたも会える人には会えるときに。
いつまでも会える当たり前が
続くわけではありません。


今年はそんなことも大事にしていきたいと
思います。


明日もよき日になりますように。




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