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【デザイン・美術】展示会の記録

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デザイン、美術関連の展示会の記録です。現在はフィンランド在住なので、フィンランド、ヨーロッパの展示会情報が主です。
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記事一覧

Milano Design Week 2024の記録と雑感

こんにちは。フィンランドのAalto大学大学院にデザイン留学をしています、Mayuです。 タイト…

Mayu
2週間前
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Garden Futures展:大好きなデザイン博物館・建築博物館にあと何回いけるのか

こんにちは、フィンランドのAalto大学大学院にデザイン留学をしています、Mayuです。 ヘルシ…

Mayu
6か月前
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カイヤ・アーリッカ展:アーリッカの創設者、お茶目で可愛くて子どものような強い人

こんにちは、フィンランドAalto大学大学院にデザイン留学をしています、Mayuです。 先日、ヘ…

Mayu
6か月前
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フィンランド最大の家具見本市、Habitare 2023

Habitare(ハビターレ)はフィンランドで開催される、国内最大規模のインテリア・家具の見本市…

Mayu
7か月前
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ヘルシンキデザインウィーク2023

初めてのヘルシンキデザインウィーク訪問でした。メイン会場での展示に加えて、街中の店舗や施…

Mayu
8か月前
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フィン・ユールとデンマークの椅子展

東京都美術館で開催中の『フィン・ユールとデンマークの椅子』に行ってきました。タイトルの通…

Mayu
1年前
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ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで

東京都現代美術館で開催中の「ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで」 Jean Prouvé(ジャン・プルーヴェ)は、1901年フランス・パリ生まれ。金工職人としてキャリアをスタートさせます。その後、その知識と経験を椅子、建築へと展開させていきます。特にスチールやアルミといった工業材料に親しみ、家具や建築における新たな可能性を示しました。 ジャン・プルーヴェの仕事を見ていてると、「ものを作る人」という印象を一番に感じます。芸術一家に生まれ育った、という出自もあるのかもしれ

Dimore Gallery-ミラノサローネ2022

中央駅の西側エリアにある、ディモーレギャラリーの新拠点となるディモーレチェントラーレ。ミ…

Mayu
1年前
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LOUIS VUITTON-ミラノサローネ2022

ルイ・ヴィトンはサンバビラ駅の近くにて展示。会場は、ジュゼッペ・デ・ミンが1939年に構想し…

Mayu
1年前
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karimoku case study-ミラノサローネ2022

カリモク家具のグローバルコレクション、「Karimoku Case Study」は本会場にブースを構えてい…

Mayu
1年前
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ALCOVA-ミラノサローネ2022

ALCOVAは独立したプラットフォームとして、ミラノ周辺の歴史的な場所や空き地を使いながらデザ…

Mayu
1年前
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Green Wise-ミラノサローネ2022

今回のサローネで知った中に、Green Wiseがあります。母体となるGreen Wiseは「渋谷東光園」と…

Mayu
1年前

FLOS-ミラノサーロネ2022

1962年の設立から60周年の記念の年となるイタリアの照明メーカーFLOSは、"See the stars again…

Mayu
1年前
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KOYORI-ミラノサローネ2022

トリエンナーレ会場では、日本のKOYORIが美しい椅子を展示していました。天童木工、飛騨産業、マルニグローバルブランディングの3社による協働ブランドで、ジャスパー・モリソンがディレクションを、現在のコレクションはガムフラテージ、ブルレックがデザインを手がけています。 会場では新作を含む5脚のコレクションが発表されていました。会場全体を魅せるインスタレーションというよりは、椅子一脚一脚の洗練されたディティールをしっかりと見せる展示。全ての椅子が細部まで美しく、丁寧に作られてい