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劇場版コナンの函館聖地巡り

1コーヒー好きのミナヅキトウヤと申します。
いつもはコーヒーとうまいもん話が中心なのですが、私の地元函館がちょうど、名探偵コナンの劇場版新作『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の舞台になったと聞き、調べてみたらよく行く先々の場所が聖地となっていて驚きました。

映画公開前に観たCMの冒頭カットで「ここ函館の十字街じゃ?」と一目で気付き、地元民としてはテンションが上がってしまい、帰省のタイミングも重なったので、これから聖地巡礼に行かれる方々のために、個人的お勧めスポットも含めた体験レポートを書き綴ります。


開催中のスタンプラリー

台紙兼パンフレットはスタンプ設置ポイントにあります

函館市内の観光スポットを中心に、全10箇所のポイントに設置されたスタンプをこの台紙に押していくキャンペーンが第1弾として6月30日まで開催中。

↑のキャンペーン特設サイトにスタンプの設置ポイントが載っていて、函館駅、函館空港、ベイエリア、五稜郭周辺で必要数集められます。

ゴールデンウィーク中の前半、後半初日にスタンプなある函館駅、金森倉庫、五稜郭公園とタワーに立ち寄りましたが、連休に花見の時期が重なった上にコナン人気も相まって、函館市内では滅多にお目にかかれない規模の大行列が形成されて気圧されました。
連休中は15分くらい並ぶのを覚悟した方が良いでしょう。

金森倉庫のスタンプ行列(左にまだ列がありました)

10箇所フルコンプとなると、函館山展望台と花びしホテル、新幹線か空港かで場所が離れているので、直行バスを使ってもかなり大変です。
(首都圏と比べると函館市内のバスの本数はかなり少ないので)

ベイエリアー函館駅ー五稜郭ー湯の川の区間は、市電を使えば移動できるので、スタンプラリー目当てで1日巡るようでしたら、600円で購入できる1日乗車券を買うのがお勧め。

市バス、路面電車どちらも、SuicaやPasmoなどの交通系電子カードを使うこともできます。

劇場版の聖地巡礼

スタンプラリーと合わせて、劇場版の舞台となった場所の聖地巡礼ができる流れになっているようで、ルート組みがよく考えられていると感心しました。

ですが、その中でも巡りきれない場所があり、そこへ行くためのシャトルバスまで用意されています。

コナンラッピングのシャトルバス(全3種)

コナン、平次、怪盗キッドのラッピングが施されたシャトルバスが、函館駅前、五稜郭のバス停から乗車できます。
一部の停留所の案内も、コナン君の声に変わってました。

このバスは臨時便のバスで、5月末までの間の土日祝日限定の運行になりますが、作中の舞台となっている北海道東照宮へ行くことができる貴重な移動手段となっています。

最北の東照宮は函館にあるんです

北海道東照宮のある場所は、函館の市街地から4km山を登った先にあって、市バスこそ走っているものの、1日に6〜7便しか走っていない僻地にあります。

普段ならバスを逃そうなら、次は2時間、3時間待ちになる場所で、コナンの聖地巡礼で来られた雰囲気の方々も、シャトルバスで来て1時間後にはまたシャトルバスで帰られている方が多いようでした。

ここで時間に余裕がもしあれば、東照宮参道のバス停から道なりに5分歩けば、函館市内でも屈指の泉質をほこる温泉があって、ここで足休めをしながらバスまでの時間を潰せます。

函館伏白稲荷温泉

ここの温泉はアルカリ性単純硫黄温泉で、硫黄臭特有のにおいはしますが、疲れた体にてきめんに効きます。

お値段は大人1人500円、ぬる湯が2つと熱湯、サウナと水風呂があるほか、マッサージチェアが無料開放、ロビーには広めの休憩所があり、脱衣所から上にあがると漫画コーナーで休むことができます。

バルコニーもある2階の漫画コーナー

天気が良い日だと、ガラス越しに差し込む日差しが暖かくて、風呂上がりに昼寝してしまいそうなくらいのんびりできます。

ついでに寄れるお勧めグルメスポット

1.ミスタードーナツ

2024年5月1日時点の値段

函館きてまでなんでミスド? と思われるかもしれませんが、全国でも函館市内と隣市の北斗市のミスタードーナツのみ、一部のドーナツの値段が驚きの値段で販売されています。

これは、フランチャイズ店のオーナーが、地元の方に喜んでもらいたいと言う思いがミスタードーナツの本部に認められたおかげで、多少の値上がりはあれど、今なお函館ではこの価格で食べられます。

コーヒーと一緒にワンコインでドーナツを食べながら、路面電車を待つのも良いでしょう。

2.箱館元町珈琲店

超深煎りコーヒーとカボチャのケーキセット

路面電車のベイエリアは末広町電停近くの八幡坂を登る途中にある喫茶店。

どこか懐かしさを感じる木造の店内で、他所では味わえない、スモーキーな深煎りのコーヒーを堪能できます。
(深煎りコーヒー以外のメニューもあります)

私自身も函館に帰省した折にはここのコーヒーを心底楽しみにしていて、滞在中に行ける限りは通っている店で、あまり人に教えたくない店でもあります。

車の駐車場もあり、店前ではテイクアウトの注文もできます。

3.らーめんまいど(maido)

外観

路面電車、湯の川温泉の電停近くにあるラーメン店。
GLAYがお勧めしていた店のひとつで、観光客には名前が知られている塩ラーメンが人気のお店。

今回の帰省で行こうと決めていて、ようやく食べに行けたみせでもあるのですが、限定メニューに鶏白湯ラーメンと見えて初見は塩ラーメンにするか悩み、限定の誘惑に負けました。

限定の鶏白湯塩ラーメン

どんぶりの端に盛られた柚子胡椒が、塩ラーメンと意外にあう味で美味しくいただきました。

コナン映画の話から最後は少し脱線しましたが、このゴールデンウィークを利用して函館に来られる方に役立つ情報になれば幸いです。

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