見出し画像

雨に関する熟語

note編集部の期間限定サークル「創作をまなびあう会」掲示板→記事下の「こちらもおすすめ」→「このクリエイターの人気記事」の経路でnoteサーフィン中、偶然見つけた記事から、新たな国語知識を得ました。

上の埋め込み記事の見出しで使用されていた、雨に関する熟語3つです。

雨気(あまけ/うき)

あま‐け【雨気】
〘名〙 雨が降り出しそうな天気。雨模様。雨景色。雨もよい。

う‐き【雨気】
〘名〙 雨が降りそうな様子。あまもよい。雨意。

コトバンク 精選版 日本国語大辞典「雨気」の解説より引用
う‐き【雨気】
雨の降りそうなようす。雨模様。雨意。あまけ。「雨気を含んだ雲」

あま‐け【雨気】
雨の降りそうな気配。雨模様。雨景色。

コトバンク デジタル大辞泉「雨気」の解説

想像した読み方ふた通りが、どちらも辞書に載っていました。
「雨景色(あまげしき)」を意味するのが「あまけ」と読む場合だけなのが、面白いですね。

上記の解説で初めて目にした「雨もよい」「あまもよい」の意味も調べてみました。

あま‐もよい〔‐もよひ〕【雨▽催い】
今にも雨が降りだしそうな空のようす。雨模様。あめもよい。

あめ‐もよい〔‐もよひ〕【雨▽催い】
「あまもよい」に同じ。

コトバンク デジタル大辞泉「雨催い」の解説より引用

「雨気」「雨催い」ともに、WindowsPCのIME変換で一発変換できない事実からも、使用頻度の低さが窺えます。

どちらの言葉も、俳句や短歌で使えそうな気がします。

雨中(うちゅう)

う‐ちゅう【雨中】
〘名〙 雨の降る中。また、雨降り。雨の日。

コトバンク 精選版 日本国語大辞典「雨中」の解説より引用
う‐ちゅう【雨中】
雨の降るなか。「雨中の熱戦」

コトバンク デジタル大辞泉「雨中」の解説より引用

読みは音読みでそのまま、意味は読んで字の如しですが、使う頻度は少ない気がしますね。
文学的表現を使いたい時のために、覚えておくといいかもしれません。

雨開(あまあけ)

雨開 あまあけ
雨の上がること。雨上がり。

出典:日本国語大辞典

読みは訓読みでそのまま、意味は読んで字の如しですが、使う頻度は少ないですよね。

日本語ボキャブラリーテストで35760というスコアを出したことがありますが、まだまだ持っていない語彙があります。

記事をお書きになったアリタカさん、新たな語彙を得て記事を書く機会を下さり、ありがとうございました。




この記事が参加している募集

noteでよかったこと

最近の学び

有料記事は、note IDがなくても、ご購入いただける設定をしています。 無料記事に対するサポートもお待ちしています♪ note指定の決済手段がない方は、ご連絡願います。