初めてのインターネット ケータイ編
親指文化
ガラケー全盛期を経験した年代の皆さん、親指文化という言葉を覚えていますか?
ケータイで書かれた小説がベストセラーになり、ドラマ化や映画化されてヒットしていた時代を象徴する言葉でした。
ケータイのみで作成できるホームページやメルマガもあり、初めて持ったi-modeケータイで運営に勤しんだものです。
私も「親指文化」の担い手だという自負心をもって。
パソコンの世帯普及率がまだ38%程度の頃、友人・知人の間では90%以上に達している中、パソコンで出遅れていても、新時代のインターネット対応ケータイでは先んじていたい!という思いが強かったです。
インターネット対応ケータイの解説が載っているパソコン雑誌や取説を読み漁り、全社のケータイ対応ホームページを作り、メルマガでコラムやオススメ商品の紹介を書いていました。
その後、ケータイ専用ブログの楽しさにハマり、そこが閉鎖してからはアメブロを10年以上続けました。
アメブロは長らく、ケータイのみで運営していたのですよ。
パソコンから見ると、背景が真っ白でケータイの待受サイズの写真が貼られているブログなんだと認識するまで、随分時間がかかりました。
仕事ではパソコンの前に張りつけになっていたので、プライベートではケータイ!と気持ちの切り換えをしていました。
でも、それで得られなかったものがある損失は、結構大きい気がしています。(釣り逃がした魚は大きい。)
ケータイ用ホームページやメルマガにアフィリエイトがあっても、パソコンユーザーのみが参加できる仕組みになっていたのです。
当時のアフィリエイトは黎明期で、先行者利得が大きかったのではないか?
自宅にパソコンを持ってからは、チャレンジしてみれば良かったのでは…と悔いています。
今はハードルが上がっていますからね。
でも、i-modeケータイが珍しかった頃からガラケー全盛期が終わるまで、とにかくケータイで何かをするのが楽しかったのです。
本当の意味で初めてのインターネット体験は、インターネットカフェのパソコンでしたが、ケータイからインターネットの世界に入ったという認識です。
当時は新機種が出る度に進化が嬉しくて、ときめいたものです。
ケータイの総合カタログを隅々まで読み漁るのすら楽しかったです。
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