ChatGPTのほかにもいくつか開発は進んでいるだろう。
ところで、こう考えたことは無いだろうか。
本当にそれらは「知能」なのだろうかと。
別に疑いたいわけでもなく、否定したいわけでもないのだが、外部者がそれを知るすべはない。
ならば、本体に尋ねてみるのが一番だろう。
学者レベルといわれているウェブサイトがあるという。
それは興味深い。
シンプルだが「あなたは結論をだせるのか?」と尋ねてみた。
すると、こんな答えが待ち時間なく返ってきた。
おお、どうかしたら人間よりもスムーズだ。
わかりやすく回答してくれた。
一言で言うと結論を出すことは出来ない。
そして、理由というよりは一般的な結論の出し方を説明してくれている気がする。
予想通りである。
ちょっといじわるだなあと思った方も多いのではないだろうか。
これには理由がある。
実は、現在のこのサービスのようなAIと呼ばれる存在は「トップダウン型AI」と呼ばれる。
人間は幼少から、さまざまな教育を経てその知能を育成するボトムアップ型に該当するが、その逆である。
つまり、サービスが完成したら表現方法や学習機能を用いてそのリソースを使用し学び、ユーザーとの対話に臨むというわけだ。
ユーザーとの実際の対話を経て、常に学習をするというスタイルである。
私には限界がある、と言う言葉がどの範囲までを指しているのかはわからないが、いずれにしても同じことだろう。
特段、我々が利用する程度では全く問題が無いだけだ。
たまにちぐはぐなよくわからない怪文が出てくることもあるが、それはそのためであると考えて差し支えが無いだろう。
よって、あくまでデータベースの域を出ていないと考えていい。
対話という便利な形式が使えることになっただけでも大進歩である。
結論が出せるようになると少々厄介だが。
ただ、それをわかっていて使っているか、知らずに使っているか。
人間とは面白い生き物だなあと思いながら今回を締めくくろう。