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ちょいと変わったノンさん お泊り会編

突然のお誘い

おれ、るい。
「るいるい。」
こっちは、ノンさん。頭がいい。だが、ちょっとずれている。
「どうした?」
「お泊り会しない?」
お泊り会?
「この前、友達からさ誘われたんだ。で、男子5人、女子5人だから、女子はもうそろっていて、男子をるいるい、ナッツ、後はるいるいが誘っといて。明後日の朝8時半にミミ公園に来てね。」
無理矢理すぎ。まあ、この前車に乗せてもらったし、恩返しと思って行くか。

公園へ

おれは、6時半に起きた。用意をして8時半までには公園に着いた。公園に行くとノンさんが待っていた。
「あ、るいるい!誰を誘ったの?」
ノンさんがキラキラとした目でいう。
「今日来るのは、おれ、ナッツ、沖田直樹、加倉平也、池田江だ。女子は?」
「女子は、わたし、瑠奈、ひよか、花、美菜だよ。・・・・・・あ、ナッツと美菜が来た。」
ナッツと美菜が来た。そして、3分経つと、みんな揃った。
ノンさんがみんなを車に入れた。
「立崎。アスレチック体験場に行って。」
ノンさんの執事にノンさんが言った。

アスレチック体験場

アスレチック体験場では、綱渡りがあった。綱渡りにみんなで挑戦した。でも、クリアしたのは、江、直樹、ひよかだけだった。この3人は、ハード小クラスに行ってしまった。クライミングを今度はする。これをクリアしたのはハードクラスの江、直樹、ひよか、そして、ナッツ、美菜、瑠奈だった。1度もクリアしてないのは、おれ、ノンさん、平也、花だけだった。クリアした6人は、ハードの中クラスに行ってしまった。後はとてつもなく長ーいうんてい。みんな諦めて戻ってきた。そして、車に乗った。
「立崎。家へ。」

ノンさんち

ノンさんが寝る部屋を教えてくれた。
「お客様ようの部屋があるからそこで寝てね。」
その部屋は、フカフカそうなベッド、大きなクローゼット、荷物置きがあった。ナッツがカードゲームを持ってきたみたいだから、それで遊ぶ。1回目が終わり、2回目をしようとしてるとガチャっとドアが開いた。
「お昼ご飯どうする?」
ノンさんがお昼ご飯を聞きに来た。
「女子が決めていい?」
誰も文句を言わないので、
「いいよ。」
といった。
「じゃあ、サンドイッチね。」
サンドイッチ?
「材料はあるから、みんなで作らない?」
おれはちょっと不満だったけど、OKした。いいよって言ったしな。

サンドイッチ作り!

材料は卵、キャベツ、カツ、チーズ、ハムだった。女子は、キャベツを使ったヘルシーサンドイッチ、男子はカツを使ったカロリー多めのサンドイッチだ。少し多く作りすぎてしまった。
「チーズ入りサンドイッチもあるよ。」
「卵サンド美味しいよー。」
「欲張りサンド、全部入ってるよー。」
ああ、どんどんサンドイッチが増えていく。残ったものはどうするんだ?
「夜ご飯ようにも作っといてー。」
夜も食べるの?飽きないのか。

ノンさんちの庭はとても広い。だから、おれらは、ドッチボールや鬼ごっこをした。鬼ごっこでは、ノンさんが鬼だ。ノンさんは、遅ーく追いかけてくるのだが、だんだんだんだん疲れてくる。もう走れないというところまで追いかけてくる。ノンさん一人で全員捕まえてしまった。すごいな。

夜ご飯の後

夜ご飯の後はオセロ!男子最強はおれだった。2番がナッツ、3番が江、4番が平也、5番が直樹だった。女子最強はノンさん、2番が花、3番が瑠奈、4番がひよか、5番目が美菜だ。最後におれとノンさんが対決したところ、同点だった。
お風呂に入った後、みんなのパジャマ姿を見た。
おれは、シンプルな黒、ナッツは、黒白のボーダー、江は、星柄、平也は、全身水色、直樹が全身真っ黄色だった。ノンさんは、紫色だった。花は、花柄、瑠奈は星柄、ひよかは、ひよこ、美菜は、英語が書いてある服だ。

寝る前

男子

おれたちは、寝る部屋で、まくら投げを楽しんだ。そして、盛り上がりすぎて女子たちが部屋に来て注意されたほど。

女子 ノンさん

「誰か気になっている人いる?」
美菜が聞いた。
「ノンはいる?」
と花。私は、答えた。
「私は、立っ立崎さん・・・・・・。」
恥ずかしいけど、思いきって言った。
「たった立崎さーん!」
みんなに驚かれた。花はこの場を持ち直すために、
「私、平也くんと付き合っているの。」
といった。
「えええええ。本当?」
花は頬を赤らめてうなずいた。その様子がとてもかわいかった。美菜は、
「私、江くんが好き。」
瑠奈は、
「直樹くんが好き。」
ひよかは、
「本当はひよこオタクのナッツが好き。」
「今の関係は?」
私が聞いた。最初に美菜が、
「幼馴染。」
という。ひよかは、
「ひよこ活動仲間。」
らしい。瑠奈は、
「プールが一緒。」
私は、
「叶わない関係。」
という。付き合いたいってわけでもないしね。そしたら、美菜が、
「るいくんとお似合いだったけど?」
からかわれてるのに気づいているのに、頬が熱くなるのを感じた。るいるい。好きっちゃ好きだけど恋愛としてって言われると・・・・・・分からない。この感情が友情としてなのか、恋愛としてなのかは分からないけど、好きは好きなんだ。

次の日

「おはよう!」
おれが食卓に着くと女子は全員食べ終わっていた。男子の中ではおれが1番早かったけど。おれは、食べ終わったから着替えをするために部屋に戻った。着替えた後、みんなと一緒に帰っていった。
「バイバイ、誘ってくれてありがとう。」





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