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ちょいと変わったノンさん~林間二日目~

二日目

起床洗面

う~ん。朝だ~。ってあ~!そうだ。忘れてた。おれ、林間に来てたんだった。おれは布団の上に座った。
今、何時だろう?とおれが思って部屋をグル~と見ると時計が無かった。仕方なくおれは廊下に出て時間を確認した。
「五、五時~!」
おれは少し大きな声を出してしまった。誰も起きてないよな、と思って周りを見ると先生と目がバチっとあってしまった。
「おいるい!五月蠅くするな。あと、六時までは部屋で静かに過ごしとけ~。」
と言う先生。先生の方が五月蠅いような・・・・・・www。

朝のつどい・体操

「あ、るいるい!」
とノンさん。下駄箱で靴を履いていると、ノンさん達女子組がやってきた。
「あ、ノンさん⁈」
とおれ。
「おれもいるが?」
と不満そうに団は言った。自分より先におれに話しかけたから気に食わないようだ。
「え、あ・・・・・・。誰だったっけ?もしかして、他校の人?」
とノンさんは首をかしげて言った。団、どんまい。
「おれは団だよ!」
と団は強く言った。ノンさんは
「冗談だよ。あん。」
と言った。ノンさん、名前間違ってる・・・・・・。
「だからおれは団だ!」
と団。
「だ、ん・・・・・・?」
とノンさんは初めて聞くような名前のように言った。
「覚えてないのか?」
と団。
「冗談だってば!団。」
とノンさん。
「ここでいたら邪魔になる。行こう、ノンさん。」
と団は言ってノンさんの手を引こうと手を出した。でもノンさんは
「そうだね行こう。」
と言って、団の手には気づかずに出口に向かって行った。
「何でうまくいかないんだ・・・・・・。」
と団は言う。おれは励ます為に言った。
「大丈夫だよ、団。」
「フン!お前には言われたくないわ!」
と団は冷たくおれを見て言った。
「行くぞ!」
と団は言って出口に行った。
『♪♪♪♪♪』
あ、やばい。ラジオ体操が始まっちゃう!おれは急いで列に並びに行った。

朝食(ホットドッグづくり)

朝食はホットドッグを作った。
1,ホットドッグのパンにキャベツかレタス(どっちやろ?)とソーセージを挟む。
ゆずまるが行った時のホットドッグのソーセージは魚肉ソーセージだったからあんまり美味しくなかった。
2,アルミホイルに包む。
3,アルミホイルに包む。
4,空の牛乳パックにホットドッグを入れる
5,焼く!
出来た~!ちょっと焦げちゃったけど出来た!
「美味し~い!」
とおれ。ノンさんが
「美味しいね~。」
と微笑んで言う。

部屋の掃除・荷物の整理

あ~あ。朝食を食べ終わったら部屋を片付けた。そこまで散らかっていなかったが。
「持ってきたトランプで遊ぼうぜ!」
と直樹。
「いいな!そうしよう!」
と江。そして、トランプをした。

山登り・記念写真

よし!山登りだ~!おれは登ろうとしたけど、記念写真を先に撮ることになった。
「はい、チーズ!」
とカメラマンの人が言った。パシャ!
「ひゃあ!」
と花。カメラの光がまぶしかったんだな。
「OKです!」
とカメラマン。
「じゃあ、先生を抜かさない限りで山を登って行ってください。」
と先生。そして、おれたちのグループ(おれ、団、ナッツ、直樹、平也、ノンさん、ひよか、花、瑠奈)は山を登り始めた。
「はあ、はあ。」
既にひよかと花は疲れているようだった。
「ノンさん、昨日は寝れた?」
とおれはノンさんに聞いた。ノンさんは
「大体は。ちょっと眠いけどね。」
と答えた。そうしているうちにてっぺんに着いた(詳しくできなくて、すみませんでした)。

おやつ(アイスクリーム)

アイスクリームを山のふもとの広場で食べた。おれはノンさんと一緒に食べた。
「冷たっ!大きすぎ!」
とノンさん。おれは
「確かに冷たい。いつものサイズより大きいな。」
と言った。
「でも、美味しい~。」
とノンさんはほっぺを触りながら言った。美味しい。ほっぺがとろけるほど。

昼食(ピラフ)

お昼には、ピラフを食べた。

焼き板

焼き板づくりを今からする。
1,箒っぽい奴で炭をはらう。
2,タオルでふく
3,なんかでふく(忘れた)
4,お絵描き~!

カレー作り

ノンさんとおれで野菜を切った。火をおこしたり、ご飯を炊いたりするのは他の人がやった。

夕食

「「「「「「「「「いただきま~す。(!)」」」」」」」」」
と班全員で言ってカレーを食べた。
「ほいひい(美味しい)。」
とノンさんは言った。
「へも、はふいほ(でも、熱いよ)?」
と花。
「このカレーを食べたら他のカレーが美味しく感じれなくなるよ~。」
とおれ。そしたら団が
「もうご飯が無くなったぞ。貰ってこい、るい。」
と命令してきた。おれは仕方なく他の班の残っているご飯を貰いに行った。江たちの班に行くと、ご飯が丁度あまっていたようで感謝された。そして、完食した。美味しかった~。

肝試し(部屋の中で)

次は肝試しだ。一階の広場から、二階にある食堂まで。電気がついていないな。先生が、
「それだけだと、怖くないから、怖い映像を見せることにします。」
と言った。おれはホラーは結構好きだから、映像を興味津々で見た。団は目を瞑り、耳に手を当てていた。ああ、前にいる瑠奈が肩を震わせて泣いている。あ、直樹が慰めようと背中に手を当てている。親密な関係(?)だ。そして、映像を見る時間が終わった。三人グループを作れるみたいだったから、ノンさんと団と組んだ。肝試しがスタートした。
「るいるい、やっぱあそこのシーンが面白かったよね~。」
とノンさん。そうだった。ノンさんもホラー好きだった。
「あ~。確かにそうだけど、あっちのシーンの方が迫力あってよくなかったか?」
とおれは意見を言った。そしたら先生が仮面を被って驚かしてきた。団は驚いたようで、
「ぎゃ~!」
と叫んで食堂へ走って行ってしまった。
「行っちゃったね~。」
とノンさん。
「うん。行ったな。」
とおれ。そして仮面を被ったり仮装をしている先生をスルーして怖い(?)映像の話をした。どうだろう?怖いかもわからない。怖くなかったんだもん。気づけば食堂にいた。
「あ、肝試し終了だ。」
とおれは言った。ノンさんが
「あれ?そういえばあの人は?」
と聞いた。
「あ、団?逃げて行ったよ?」
とおれは言った。ノンさんは
「意外と意気地なしなんだね。」
と言った。
「それな。」
とおれ。
「そういえば、ビビらずに食堂に来たのはおれたちだけなんだって。」
と思い出しておれは言った。ノンさんは
「あの作り物のオバケ、怖がる人なんているの⁉」
と驚いたように言った。
「まあ、本物と会っているもんな。」
とおれ。そう。おれとノンさんは本物のオバケに会ったことがあるのだ。むーまと言う、語尾が面白くて、偉そうな幽霊に。
「何人幽霊が居ましたか?」
と先生が聞いた。おれは、幽霊を気にせずにしゃべっていたので、わからなかった。ノンさんは
「8人!」
と自信満々に言っていたが。みんな8人と言っている。だが先生は、
「あれ?7人しか知らないよ?」
と言った。
「もしかして、本物・・・・・・?」
と先生は青ざめて言った。ノンさんは
「い~や、偽物だね。だって、出てきた幽霊、フレンドリーだったじゃん。丁寧に驚かして、お出迎えしてくれたじゃん。」
とつぶやいた。ノンさんにとって、驚かすという行為はお出迎えって意味なの⁉やっぱり変わっている・・・・・・。驚かすのがフレンドリーって。

ナイトハイク

夜に出歩くなんて久しぶりだ。ナッツが
「噂で言えば、ナイトハイクが肝試しの続きだってよ。」
と言った。先生が
「ナイトハイクと肝試しは関係ありません!」
ときっぱりと言った。そして、横にある紐を持って歩いた。
「暗い。怖い~!」
とノンさん。団が
「だ、だ、大丈夫だ。ノノノノノンさん。何か来たら、おれがまっまっま守ってやる。」
とビクビク怯えながら言った。
「あ、大丈夫です~。」
とノンさん。団は
「なんでおれにだけ冷たいんだ?(そうか、好きだから塩対応って奴か。それか、るいのストーカー野郎に何か言われているとか?そうに違いない)
と言った。どんまい、団。

入浴

そして風呂に入った。シャワーを終えて、風呂に入ると、水滴がほっぺにあたった。ナッツがやったようだ。
「やったな~。ナッツ!勝負だ!」
とおれは言ってナッツに水をかけた。勝負が始まり、みんな巻き込まれた。先生がやってきて怒られてしまったが。

外に出たらノンさんとぶつかってしまった。おれとノンさんは吹っ飛んでした。ノンさんは先に立った。
「ごめん、ノンさん。」
とおれが言いながら立つと、ノンさんのパジャマ姿を見た。

ノンさん


「あ、るいるい?ごめん。大丈夫?」
とノンさん。
「大丈夫。」
とおれ。ノンさんにおれはす・こ・し・だ・け見惚れていた。
「良かった~。ってるいるい?聞いてる?」
とノンさん。
「あ、ごめん。夢の世界に行ってた。」
とおれは言った。ノンさんに見惚れていたなんて口が裂けても言えないもんな。
「しっかりしてよ~。寝る場所までついて行ってあげようか?」
とノンさんは言った。
「いや、大丈夫。」
とおれ。これ以上ノンさんと一緒にいたら変になってしまう。

消灯・就寝

もう疲れた~。お休み~!

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