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リーダーとは


みなさんこばんは。
官公庁プアでシングルマザーのりかです。

 今日はちょっと愚痴っぽくなってしまうかもですが、私の職場のリーダーについて、「上に立つ人」についての個人的な考えについてお話しします。

 実は今日の職場のリーダーは本当にありえないくらい酷かったんです。
 いつもひどいんですが、今日はさらに酷かった!!

 みなさんは“リーダー”と聞くとどんなイメージがありますか?
 ・みんなのまとめ役
 ・責任感のある人
 ・困った時に頼れる存在
など、それぞれに思う“リーダー像“があるのではないでしょうか?
 かく言う私も、「リーダーはこうであって欲しい」と言う理想像がありますし、今の仕事につく前は問屋の小売店舗で店長代理をしていたので、自分の理想に近付けるように一生懸命でした。
 一緒に働いてくれいてるメンバーがストレスを溜めないように、仕事が嫌にならないように、非正規の人が重い責任を負わないように…。店長は直属の上司でしたが、出張や営業で不在が多かったので、最終判断は基本的に私でした。
 なので、余計に今のリーダーの対応が気になります。

 うちのリーダーは、とにかく自分本位です。自分がやりたい事を最優先したいタイプです。気に入らない動きをする人には当たりがキツイです。
 自分のやりたい仕事しかしてないんじゃないか?と疑ってしまうほど、現場を荒らし、トラブルに気づいていてもフォローはなく、こちらが間違っていなくても守ってくれません。下手したら全責任を私たち非正規に振ってきます。
 弱い者には牙を剥き、強い者には尻尾を振る、そんなイメージのリーダーです。正直なところ、公務員の昇給試験がどの程度日頃の態度を反映しているのか分かりませんが、筆記だけ、面談だけと言う内容だった場合、実際の業務での対応を評定に入れないのはかなり危ない判断でしょう。

 私は非正規採用なので、制度が変わらない限りリーダーになることはありませんが、うちのリーダーほど反面教師に向いている人はいないのではないかと思っています。

 ここから私情を暴露しますが、リーダーならその場全体を常に気を張ってみているべきではないでしょうか。
 接客上のトラブルにはいち早く反応し、何が問題になっているのか一緒に話を聞き、解決策を模索すべきです。
 大体の接客トラブルは当事者相互の捉え方の違いによって起きます。そこに第3者としてリーダーが入り、冷静に対処するものではないでしょうか。
 混雑してきたら、自分のできる事を率先してフォローに入り、スムーズに業務が流れるように采配をとる。なのにうちのリーダーは自席から全く動きません。来庁者が受付待ちで何人いようと、何分待っていようと、待たせたままです。
 待たせておけばいい、と言う持論があるそうですが、外から見た印象は最悪です。混雑の最中でも自分の仕事に必要であれば窓口から人員を引っ張って事務処理をさせます。こちらから、せめてお昼休みの時間は引き抜くのをやめてほしいと言っても、課長の前で約束事を作っても、“バレなきゃ大丈夫”の一点張りです。

 非正規では対応できない事をお願いしても「この件の係の人を立てて、責任は係で持ってやって。自分じゃ分からないから」とつき返されます。
 いやいや、ちょっと待てと。
 非正規で相談して、調べて、検討して、それでも答えがでない、だから正規職員のリーダーであるあなたに聞いているのに…全部ぽいっかと思いきや、実際に相談案件の手続きが来るとめっちゃ口出ししてきます。「あの書類がない」だの「この項目が分からん」だの言いますが、正直言って「別に明確にしなくても支障はない」ことだらけです。自分が個人的に明確にしたいだけ、と言われた程なので本当にどうでもいい事に突っかかってくるにです。

 今までたくさんの上司やリーダー、先輩を見てきましたが、ここまで自己中心的な人は初めてです。
 一緒に仕事をするメンバーは自分の手下でも駒でもありません。それぞれが任されたポジションを持ち、完成度の差はあれどそれぞれが責任を持って仕事をしています。“リーダーだから”と言って自分に都合がいいように指図していいわけではないのです。

 中学1年生で学級委員になった時、担任の先生から「上に立つ者は華やかに見えるけどいつも孤独だ」と言われました。
 本当にそうなんです。「リーダー」「責任者」「代理」「主任」など名称が違っても孤独なんです。自分のことは後回し、周りの環境、内輪の状況、仕事や課題の進行状況、確認して改善しなくてはいけないことは山積みです。リーダーがその山積み状況を改善してくれるから部下は安心して仕事ができ、自ら課題を見つけて改善をしていくのです。

 みなさんの中にはすでに「管理者」として成功している方もいるでしょう。これから責任ある地位に着く方もいるでしょう。
 どうかみなさんは「責任者としての責任」を忘れないでください。
 責任者としてのレベルが上がれば、決定権も増えてきます。「自分中心の決定」 ではなく、「周りが成長できる決定」をしてみてください。そして、決定してからの課題と改善を積極的にしてみてください。
 リーダーのもとで働く人は“リーダーは孤独である”ことを思考に入れてあげてください。責任者は常に見えない重みと戦っています。もしリーダーが自己中心的になっているときは「それは違う」と指摘してみてください。リーダーも人間ですから、気付いていないこと、見えていない事もあります。

 お互いに支えていかなくては物事は進みませんが、うちのリーダーのように、どちらかが完全に自分本位になっているときは話合いの場を設けられるといいと思います。

 残念ながら私の職場は融通が効かないので、“リーダーのようにはなるまい”と心に決めながら、年齢的には1番下の私は“もし私ならどうするか”を考えながら、今日も仕事をするのでした。

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