最近まで親ガチャって言葉を知らんかったんですが初めて聞いたときは「なんやそれ？」って感じでふざけた言葉やなーって思ってた。

私は父が経営者だったので子供のときは欲しいものをなんでも買ってもらったり

いろんなところにも連れてってもらってました。

地元では有名な社長で小学校の時の同級生のお父さんがなぜかうちの父にぺこぺこしてた

周りからみるとお金もあって、私立の幼稚園にも通ってたので恵まれた家庭だと思います。

子供の時の父に対するイメージは毎日誰かしらと飲み歩いてて朝方に帰ってくるイメージでした。当時は家にあんまりいなくて、私が寝てから父が帰ってきて寝る。私が起きる前に父が起きて仕事に行くっていう生活リズムだったのである程度物心つくまでは父のことを【知らないおじさん】だと思ってた。

たまに深夜にふと目を覚ますと隣に知らないおじさんが寝てると思ってたので怖くてまた目を閉じてたことは覚えてる。

私は父に殴られたりなどなかったですが、小学校低学年の時に母が顔面を殴られてふっとばされてる場面を真横でみた時はトラウマになり未だに鮮明に覚えてます。

父がなぜあの時、あんなのことをしたのかっていう理由を最近まで知らなかったのですが

数年前に姉からいろいろと子供の時のことを聞かされてなぜ母があの時殴られたりしてたのかわかりました。

理由は、父が貯めてたお金を自分の娯楽のために母が使ったのです。

そんなことをした母親だったとは2年前まで知りませんでした。

私が19歳の時に父は他界。

ふつうの母親だと思ってたのですが

父が他界したことをきっかけに「おまえが家にいると困るから出ていけ」と言われて

父が他界した2ヶ月後ぐらいには家を追い出される。

家を追い出されたあと、その後は母親と金銭トラブルになり縁を切ることに。

今思えば、母親だからってなにも疑うことをせずにすべてに対してイエスで答えてたことがだめだったのといろんなことに対して無知すぎました。

「あの時子供だったから仕方ない」って一言で片付ければ楽ですが、ちゃんと学生時代に勉強してこなかった自分が悪い。

「父が経営者だったのに、なぜ子供の時からビジネスやお金のことについて1ミリも教えてくれなかったんや！」って、思う時もあったけど勉強できる環境は整ってたと思います。楽なことばかりして勉強をしてこなかった自分が悪い。

今でこそ本を読むのが好きだったり、独学でいろんなことを勉強したりするのが好きですがもっと早くから勉強しとけばと思い後悔。

父親は子育てについて母親に全て任せてました。

母親は子育てについて、いわゆるネグレクトだったのです。

恥ずかしいことに自分の母親がネグレクトだったと知ったのは2年前。

いままでの母親の対応がふつうだと思ってたのですが、世間からみたらそれは一般的なことではなかった。

中学生まで家に家政婦さん？住み込みのおばさんがいたのですが子育ては全部他人任せ。

（私は小学校低学年まで自分のおばあちゃんだと思いこんでた）

小学校から帰ってきてもおばさんと遊んでました。

おばさんはある日倒れてしまったこともあり実家に帰って、私が小学校4年生の転校と同時に母親との時間が増えたのですが子育てに無関心だったのかずっと放置状態。

自分が遊びたいから子供を連れ回す親だった。

勉強について一切話さない母親で、ただ単に【一緒にいるだけ】って感じでした。

中学生の時、転校をきっかけに、

私が不登校になったのですが

今思えば、なんで不登校になったかも聞かれてない。

むしろ「学校いかないなら出ていけ、いらない。施設にいれるぞ。学校いかないなら自分の小遣いぐらい自分で稼げ」と母親に毎回言われてた。

そんなことを言われてお金を集めなきゃと思い中学2年生の頃は学校に行ってなかったのですが携帯電話1台を使って、オークションで物を転売したり、サイトを作ってアフィリエイト収入を作ったりしてなんとか自分に必要なお金は稼ぐことをしてました。

中学生2年生の3学期頃に、遠くに住んでる心配した姉が家にきてくれて色んなことを話てくれて高校は行って卒業しようと説得してくれたことに感謝しています。

あの時、普段怒ることもない姉が自分のために真剣に話してくれて説得してくれなかったら今の自分もないと思ってるから

大好きな姉が心配して気にかけてくれなかったら、姉が近くにいなかったら高校生にも行かずに今頃どうなってたかと思うと考えると恐ろしい。普通の生活できてないかもしれないですからね。

姉の方が子供の時に父に殴られたり、父親にも母親にもひどいこと言われてたのに、ずっと私には優しく接してくれてた。

大人になった今も、電話してくれたり

心配してくれて相談にものってくれたり

「お誕生日おめでとう！」ってLINEを０時ピッタリに送ってくれて祝ってくれたり

良い姉がいてほんとよかった！

母親ガチャはハズレてしまいましたが、自分の未来を変えれるのは自分自身。

もし自分も親ガチャハズレた、環境が悪いから今なにもできないって思ってる人がいたら

今すぐにでも親のそばから離れて自立した生き方をすべきです。

１９歳のあの時。家を出ていって私はほんとによかったと今では思います。

包丁使って家でご飯作ったことない、洗濯機の使い方も掃除の仕方も知らなかった私。

家を出て自分で生活費を稼ぐからこそ、自立した生き方が身についてくる。

生活を豊かにするためにあらゆる稼ぎ方を身につけることもできた。

誕生日を迎えてまた１つ歳を重ねましたが

2022年も素敵な年になるように毎日積み上げてやっていきます！

毎日アップデートしていくぞ〜！