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企画を考える時の行動・思考の流れ

新人の頃に企画について学んだこと、
そして今も実行している考え方を少しだけ、書いてみようと思います。

企画が苦手な人はいきなり1つのいい企画を思いつこうとして、頭をウンウンうならせ、企画を出します。

企画が上手い人は、くだらないものも含めてたくさんのアイデアを頭の中で出していて、
その中から「今はこれかなぁ」と思うものを選んで企画を出します。

見た目はどちらも、一つの企画を出してきた、というところは変わりません。
ですが、その過程や思考の流れはかなり異なります。

「アイデアを出す頭」と「アイデアを選ぶ頭」をちゃんと切り替えているかどうかはとても重要です。

「アイデアを出す頭」は制限なしです。予算も現実性も一切気にしません。
この拡がりによって、その人らしい個性をスパイスとして混ぜ込まれていくことにもなります。

「アイデアを選ぶ頭」に関しては、
目の前に並んだアイデアを組み立てながら、予算や実現性、マーケットに受け入れられるかどうか?
冷静に考えて選んでいきます

これをせずに同時にやろうとすると、アイデアを出す頭に自然と制限をかけてしまうので、
アイデアの拡がりがなくなります
さらに今度は、アイデアを選ぶ頭にかなりの主観が入ってきてしまい、
客観性・実現性が欠けてきます
結果、中途半端な企画が出来上がってしまうのです。

「何か素敵なお店ないかな?」とグルメ大好きAさんに聞いたら、
ドンピシャでお店を紹介してくれるのは、
Aさんが常日頃からアップロードされていく、たくさんのお店リストを持っているからです。

「何かいい企画ないかな?」と人気のプランナーBさんに聞いたら、
ドンピシャで良い企画が出てくるのは、
Bさんが常日頃からつまらない・くだらないアイデアから宇宙スケールのアイデアまでリストをもっているからだと思っています。


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