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逃げても、あきらめない

私は、”仕事でも何でも、テキパキと、やるべことを、こなせる自分”
という自己イメージを持っていたので、
その自己イメージに沿って、目の前のことを、どんどん処理していった。

一方で、
”私が本当にやりたいことは、何なのかなあ”
”どんなことに取り組んだら、満足できるのかなあ”
と、思っていた。

でも、目の前に、やるべきことが、どんどん来るので、
”まあ、急ぎじゃないから、後で考えよう” と
やるべきことを片付ける方に、意識が向くことを、繰り返していた。

結局、やるべきことが、とぎれることはなくて、
”まあ、急ぎじゃないから、後で考えよう” の ”後で” は、
延々と、先延ばしされた。

自分では、目の前のことを次々こなしているので、
一生懸命生きているつもりでいたけれど、
実は、本当は真剣に向き合いたいことから、ずっと逃げ続けていた、
という意味では、一生懸命になるところが、ずれていたと思う。

真剣に向き合いたいことに、向き合うのは、実は、怖い。
だから、目の前のことを一生懸命こなす方に、逃げていた。

「それ、逃げてるよね!」という気持ちに、耐えられなくなった時に、
ようやく、「目先のことで、自分をごまかすのは、もう止めよう!」
と思った。

ものすごく、ものすごく、時間がかかっているけれど、
それでも、変わりたい気持ちをあきらめない自分に、
「いいね!」と言おうと思う。


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