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「ありがとう」を目指すけど、期待しない

地域の集まりで、打合せを進めるために必要な資料を、
毎回、かなりの時間をかけて作っている話をした時に、
「資料なんか読まないから、いらない、話せばいいんだ」と、
まるで余計なことをしているように、言われて、
「それはないだろう!」と、腹が立ったし、とても悲しい思いをした。

人の役に立ちたい、会議を上手く進められるようにしたい、
そういう思いで頑張っている裏には、
「ありがとう」と言われることを、期待している自分がいる。

仕事の場面でも、「”ありがとう” と言われることが、できただろうか」
ということが気になる裏には、「ありがとう」と言われたい自分がいる。

ちゃんと出来ているのが当たり前に思われている仕事の場合、
特別に「ありがとう」とは言われないけれど、
確実に仕事をこなして役立てている自分であることに、
誇りを持っているのではないか、と想像したら、

私も、「ありがとう」と言われるかどうかではなくて、
「自分は、こんなふうに役立ちたい人である」と、自分を定めて、
そこに忠実になることを、意識したい、と思った。


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