1つの組織の中に、長くいたので、それが自分の日常になっていたけれど、
そこから外に出てみると、本当にいろいろな人がいて、
自分が当たり前と思っていたことも、ある特定の環境の中でのことだったんだ、ということが、わかる。

もう少し違うことをしてみたくて、外の世界に出てみたら、
本当にいろいろな人がいて、
一緒にいると、こちらまでワクワク楽しくなってくる人達と、
しかめ面をして、非難や文句が出てくる人達と、
両方の人達に接する機会のある私は、
2つの全く違う世界を、行ったり来たりしている感覚になる。

以前の私は、ワクワク楽しそうに活動している人達を見ると、
自分とは違う世界の人達に見えて、
「どうせ私には、関係ないし」みたいに思っていた。

今は、「私も、仲間入りして、いいよね」と思えるようになった。

そんなふうに変わってこれたのは、
ワクワク楽しそうに活動している人達と一緒に、
同じ時間をたくさん過ごせたから、
「私も、同じようにして、いいんじゃない？」
と、思えるようになったんだと思う。

「あんなふうになりたい」「一緒にいたい」と思う人達と、
一緒に過ごす時間を持つことで、
それがいつのまにか、自分にとって、身近なものになっていくのだと思う。