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「伴走」の本当の意味

ある要件定義フェーズのプロジェクトで、あるクライアントから「ドライに感じる」「不信感がある」と言われて、ハッとしました。

より良いシステム作りをしようと思う一方で、決まった予算の中で機能を整理しないとという意識が強くなり、いつのまにか「予算が、予算が」という言葉が増えてました。

この「予算が」という言葉が悪いというわけではないですが、お金の話になりすぎると「受注者」と「発注者」の関係になってしまい、真に良くしていこうという気持ちが伝わらず、クライアントには、ドライな印象を持たれてしまいます。

伴走のコツ

次のような進め方を意識すると、よりクライアントと同じ目線で推進できます。

  1. 風呂敷を広げる
    夢を語る、現状を整理する、課題を抽出する、対策を検討する

  2. 風呂敷を閉じる
    コストを整理する、優先度を決める、代替案を提案する

言い換えると、、、

  1. ビジネス面を整理する

  2. 機能面を整理する

ということになります。

プロジェクトは、全員の目線を合わせることが重要です。目線がずれてしまうと、話が噛み合わなかったり、最悪プロジェクトそのものが頓挫してしまうことにもなりかねません。

ぜひ、参考にしていただければ幸いです。

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