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『働く』を考え抜いた僕の1年間

2020年、僕は独立を決意しました。

独立を決意したキッカケは、
一つの目標をクリアしたタイミングでした。

社会人3年目の春、僕は昇進しました。
努力が成果に現れてとても嬉しかったです。

周りからも
「頑張ったね」「羨ましいよ」
と言葉を頂くことが多かったです。

でも、なんかモヤモヤしてました。

昇進したかったはずなのに、、、
なんで嬉しさと同時にモヤモヤがあるのか。

それをここに記します。

■2018年4月〜:新卒入社

僕は就活時代にご縁のあった
不動産ベンチャーに入社しました。

学生の頃に宅建士の資格をとり、
まずは営業としてキャリアをスタートしました。

初めは順調でした。
比較的早い段階で契約を2件とり、
周りからすごいねと言われました。

そこから半年間、全く成果が出なくなりました。
私利私欲に溺れてたんですね。

表面はお客様が1番とは思いつつ、
本心は昇進したい、稼ぎたいなどの
自分の欲だったんです。

でも、それに気づいたある日、
後にご契約頂くお客様と出会いました。

『このお客様には、心から幸せになってほしい』
そんな思いで提案をしていました。

結果的に、そのお客様からご契約頂きました。

そのお客様にとって、
『僕と建物を建築できてよかった』
思ってもらえたかはわからないですが、

契約書へのサインと同時に頂いた
お客様の「ありがとう。よろしくね。」
という言葉に全てが詰まっていた気がしています。

■2019年4月〜:社内PMへの挑戦

営業畑で育った私ですが、
あることがキッカケでシステム導入などに
携わることになりました。

全くの0知識からのスタートだったので、
会議で飛び交う専門用語にタジタジ。

毎日寝れない日が続きました。

そんな中でも熱心に教育してくれた
上司とコンサルタントの2名がいました。

彼らからは、
仕事に対しての向き合い方、
組織を動かす知恵、
お金の重要性など、
多くのことを学びました。

ほぼ1年間、この方々のお力を借りながら、
社内PMに全力を尽くしました。

その結果、昇進できました。

この時に学んだことは、
自分がその分野のプロでは無くても良い
誰と仕事をするか?をしっかり考えることが、
1つの成功要因だったということです。

■2020年4月〜:人との出会い

昇進して間も無く、
パンデミックの影響で多くの仕事が
ストップになりました。

今では当たり前の在宅ワークも、
当時は上手く順応できませんでした。
特に地域の店舗はバタバタと閉店し、
この先不安になることも多かったです。

そんな中ただ一つ、良いことがありました。

それは、時間に余裕ができたことです。
出勤、退勤の時間がなくなり、
自分で活用できる時間ができました。

その隙間時間を活用して、
僕はzoomで経営者の方から学生まで、
幅広い方と会いまくりました。
多分、100名は超えたと思います。笑

その行動をした結果、
自分の想いに共感してくれる方、
応援してくれる方、
一緒に行動してくれる方などと出会い、
とても価値のある繋がりを築けました。

また、その方々の熱い想いと行動に感化され、
自分の世界観がぶわぁーーーっと広がりました。

そこから、
自分発信でもっと色んな人に
良い影響を与えたいと思い、
独立を決意しました。

その想いを胸に行動した結果、
ある方から『一緒にやらない?』と
言っていただく機会がありました。

その方は人望があり、皆から慕われる方で、
心の底から尊敬していました。

なので、即決でした。
『はい、是非やらせて下さい』と。


■僕の働くは『誰と何をやるか』です。

日本は高度経済成長の時代から
大企業で働くことが良いとされてきました。

モノづくり大国として、
モノづくりが得意な企業が
世界の時価総額ランキングを
総なめにした時代もあります。

でも今は、それは終焉を迎えています。

特に僕たち20年代にとって、
それ以上に不安なことがあります。

老後の年金問題は深刻です。

大企業も終身雇用を保証できないと
言い始めました。

そんな中、僕たちは自分で稼ぐ力を
身につけないといけません。
まだほぼ新卒と年齢は変わらないのに。

だからこそ、自分の想いを大切に、
『誰とやるか?』『何をするか?』を
考えていく必要があります。

例としてジグソーパズルを出します。

一つのジグソーパズルを完成させるには、
多くのピースを集めて組み合わせないといけません。

それは経験の浅い僕たちには酷なことです。

でも、そのピース集めの一歩を
踏み出してみると、
先輩たちがピース集めと組み立てを
助けてくれます。

だから僕は、独立を決意してよかったなと
心の底から思っています。

■最後に

#はたらくってなんだろう

というワードをnoteで見てなければ、
この記事は書いてなかったかもしれません。

でもそのワードをみて、
今までの想いが書ける自信がありました。

僕の『働く』という価値観を
これからも大切にしていきたいなと思います。

最後まで読んでくださり、
誠にありがとうございました。

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