見出し画像

坊主頭と赤いアゴ

雨が降るとぐっと冷え込む感じがする。
自転車に乗っていると、寒いとまではいかないが何か上に羽織りたくなる。

薄めの上着をきて自転車で駅へ。
雨も少しおさまってきて気持ちがいいくらいだ。
ホームへの階段を降り電車に乗り込む。
…暑い。
じわじわと汗が噴き出してくる。

季節の変わり目は本当難しいな…

そんなことを思いながら今日は髪を切りにいく。
正確に言うと髪を染め、そして切る。
またブリーチの痛みがあるのか、と思うとげんなりしてくるが、ここのところ私は基本的に髪を染めている。

ブリーチ痛てぇ…


一度だけ失敗して鮮やかなブルーになったことこそあるが、いつも紫色の髪にしてもらっている。
理由はない。
ただ気に入っているのだ。


未だにそう思われてることもあるが、
私のパブリックイメージとしては長髪。
そして長い顎髭。

たまに"また伸ばさないんですか?"などと聞かれることもあるが、答えはNOである。

体質にもよるのだとは思うが、
私の場合、長髪にしていると、なんというか、もう耐えられないのだ。
気持ちが、ではなく、頭が、である。
歳には勝てないものである。

髭に関しても、もうあんなに伸ばすつもりはない。

先日も少し触れたけど、
私はコロナウイルスに罹患した。
デルタ株真っ只中ということもあり、
とにかく熱が下がらずに大変だった。
解熱剤を飲んでやっと39度といった日々が約2週間続き、
もう体中痛いわ、めちゃめちゃだるいわ、眠りも浅いからずっと頭はぼやけてるわ、と
なかなかのものでした。

基本寝たきりだから、とにかくこの長髪が絡まり狂って邪魔でしかない。
そして壊滅的な倦怠感を抱えた状態で、やはり風呂には入らないといけない。
ドライヤーを持つ手も怠くてやってられない。

そんな日々に耐えかねた私は、
熱が下がりコロナが明けたその日に1000円カットに駆け込み丸坊主にした。
やっとコロナが終わって久しぶりに外に出たことも重なり、経験したことがないくらいの爽快感で店を後にした記憶がある。

帰宅後、その爽快感を体験したこともあり
髭も全て剃り落とすことにした。

髭に関してはもう十数年放置した状態だったので
自分の顎を見る、
ということ自体とても久しぶりだった。
剃刀に負けながらもどんどんあらわになってゆく顎。

…ん?
…あれ?
顎先が、赤いぞ…

そう、あまりの放置っぷりに顎の皮膚が炎症を起こし荒れていたのだ。
ひええ。
髭のせいで地肌が見えないとこういった弊害がある。
数日過ごしてみたものの赤みは全く引く気配がない。
なので皮膚科に行ってみたところ、どうやら長い間炎症を起こしていたせいで赤みが沈着してしまっているとのこと。
完全には治らないかもですねー、と。
ひええ。
とにかく、こう言った事象から私は
もう顎髭は伸ばすまい
そう誓ったのであった。

幸い、顎の赤みは少しずつ薄くなっていき、今ではよくわからないほどになった。
良かった泣

なにはともあれ、
無事に髪も染め終わり
ズキズキした頭皮で
今、帰路についている。

出来上がりはいつもの通り、
そうトップ画のアー写とほぼ同じなので写真などは割愛。
丸坊主以降、今のスタイルに落ち着いている。
なかなかヘビーな白髪染めではあるが、
気に入ってしまっている以上、
仕方あるまいな。

お金をかけて整えている以上、
貧乏根性からなかなかやるまでには至らないが、
いつかまた丸坊主にはしたいな、と
常々思っている。
気持ち良いんですよね、丸坊主って。

そんな気持ちの吐露を締めくくりとして
今日のところはこの辺で。

それでは、また。


この記事が参加している募集

今日やったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?