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今日も宇宙に電波を送る

今週は少し疲労が溜まっていたのであまり外出はせず、家の近くをぶらぶらしたり、サウナに行ったりゆったり過ごしていました。

noteを書き始めてから、自分は一方向の会話が向いているなと感じます。
人と会話をしている時、脳の30%くらいは会話内容の理解とそれを踏まえた自分の中での解釈、相手への返答を思考しているのですが、残りの70%くらいは相手が今何を思っていてどういう感情なのかという、相手の分析にリソースが割かれている気がします。
なので会話をしていても、”今の言い方なんか含みあるのか”、”これ言うと反論してるように聞こえて気分害するかもな”、”あ、なんか目が泳いでいる、話に飽きてきたかな”みたいなことをずっと考えています。
その結果、頭の中でいろいろ考えはするのですが、その場で自分の意見を練り上げられず、結局「なるほど~」と無難な応答をしてしまうこともしばしばです。
ただ、会話が終わった後一人になると、70%の脳内メモリが解放され、”あれ論理的にどういうことだ”、”いや、でも結局それは感情論だよな”、”一個の事例を全体に当てはめている気がする”など頭の中でエンジンが回り始め何度も会話を反芻し、”あ~あそこでああ言えばよかった”、”その場の空気と相手の反応につられて思ってないこと言ってしまったな”と後悔することがよくあります。
一方、noteは一方向の会話なので、相手を気にすることなく脳内リソースの100%を内向きな思考に使うことができます。
書いている時は虚空に独り言を投げ掛けているような、宇宙の遥か遠方の暗闇に電波を送信しているような感覚です。
多分これまで自分は誰かに思ってることを話したい、聞いてほしいという欲望は少なからずあったんだと思いますが、聞き手を気にしすぎるがあまりその欲望をうまく発散させられず消化不良になっていたのだと思います。

先ほどnoteは宇宙に電波を送信しているような感覚と書きましたが、一方で、その暗闇からいいねやコメントが受信電波として返ってくると何とも言えない温かさが湧き上がってくるのも事実です。どこかに同じような生命体がいるんだなと嬉しくなります。
別惑星の生命体のみなさん、今回も読んでくださりありがとうございました…!

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