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ウェイコン立ち上げ舞台裏⑲

昨日までモヤモヤしてたものを突破して、改めて動き出した。
我ながら決断してから実行・成果を出すまでの時間が早い(+運が良い)と思う。

今までは、メンバーを集めるためにnoteを書いたり、声掛けをしていた。
兼業者にとって必要なものが何かを見極めるために、約100人と面談を行った。おかげで10人と一緒に動けており、組織としても少し形になってきたように感じる。組織という言い方は適切ではないかもしれない。言い直すと、コミュニティというべきか。少し怪しさが残るのが気になるが、まあそんなところだろう。

そして今、外部にこの取り組みをしていることを広報し始めてた。
間違いなく、この活動は日本にとっても必要だ。大袈裟に捉える必要はないが、今まで副業・兼業をしたかったができなかった人々を支援することは、身近な例を挙げても、行うべき理由の最たるものだろう。

ここまで来るのに約一ヶ月半。普通のベンチャー企業では軌道に乗せるのに3年かかると言われているが、実際に手を動かしてみると、最初のお客さんを見つけるのに3ヶ月かかると言われるのも納得だ。奇跡的な運の良さと人とのご縁が絡み合って、少しずつ動き出している。

そしてよく「スキルはあるけど営業能力がないから物が売れない、サービスが提供できない」と言う人がいますが、それは全くのお門違いだ。
相手のニーズを聞かなければ、自分のcanを広げるべきか深めるべきかも分からない。さらに、canだけ存在していては意味がなく、自己満足的なサービスになりがちだ(当時のゴリ丸みたいなw)。

実際に相手のニーズを聞き、自分たちがどう貢献できるのか、そして自分たちは何を成し遂げようとしているのか、この三つの軸が必要。

僕は広報をすると決めたからには、これから徹底的に広報を進めていく。
昨日決断したこととは言え、一日目から動き出しがあったのはラッキーだ。
いろんなところに手紙を出して、思考を整理し、足りないところは今、ビジュアライズしながら進めている。

ウェイコンが主にサラリーマンによる集団で形成されているからこそ出てくるだろうなと踏んでいた意見が大輝さんから出てきたので、紹介。
(本人から反論あるだろうが、異論は認めない)

当然だが、僕たちの目的は案件をこなすことではあるが、まずは自分たちの未来像を語り、できることを話し、相手のニーズを聞くことで、そこにすり合わせの部分で仕事を取ることだ。そして、「ニーズを聞く」というのは、それが目的ではないことを理解する必要がある。

一人の議員と繋がればすべてが解決すると考えるのは間違だ。
実際には、もっと多くの人に声を上げ続ける必要がある。

僕がこの一ヶ月間「ウェイコン」を言い続けた結果、約十人が集まった。

もし僕が一人を誘って発信しなくなっていれば、この十人は集まっていなかった。何事も、言い続けることが非常に重要。さらに、この実体のない「ウェイコン」というバーチャル空間の組織をどうリアリティを持たせて相手に売り込んでいくかは、オフラインの接点を作るしかない。これが僕がずっと構想で掲げているカフェ兼事務所。

「事務所に行く」というのはかなりのハードルがあるが、フラッとカフェでコーヒーを飲むという行為は大したことではない。
それは、「ウェイコン」という兼業集団に興味を持っているワーカーや、仕事を依頼したい事業主、そして何か気になるという取材をされる方も同じ。

何事も、自分たちの接点の間口を広げ、敷居を低く保つことが重要だ(思想で間口狭めようとしていたが今は痛感しているw)。
一方で、カフェは固定費もかかるので、みんなで稼いだお金を僕が独断で何かに使うわけにはいかない。

ここはきちんとメンバーの声を聞いて、目の前のお小遣いを優先したいのか、今後の構想にしっかり投資しても許されるのか、そのあたりをきちんと聞きながらやっていく。おそらく僕と外部の人との時間軸が合っていない。みんなが一ヶ月かかるだろうと思ったことは数週間でやり遂げるし、これは1週間ぐらいかかると思ったものは、基本的に即日翌日にはやるスタンスだ。なぜかというと、「ウェイコン」という組織を本気で最短で大きく形作っていくには、普通の気持ちで普通にやっていたら、普通のベンチャー企業としてかなりの年数がかかると思う。その頃には30歳だ。何をこんなに急いでいるのかというと、若さというのは最強の武器だと思っているからだ。
いろんな社長に会う中で、若者を応援したいという声をチラホラ聞く。これは、30代40代で起業する人に対してではなく、20代の若者たちを指しているのだ思う。若さがもたらす無謀さや生意気さは、実績がなくても許される最後のチャンス。これがなければ、単に傲慢で何もできないおじさんになっている。もし僕がそうなったら、ウェイコンは空中解散だと思う。しかし、このあたりを突き詰めていくには、自分のマインドを高く持たなければいけないし、今使えるリソースは何でも使う、短期的に関わった人たちに迷惑をかけてもやり抜くというスタンスでこれからも進んでいかなくてはいけない。と思った日曜日夜でした。

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