見出し画像

現代の良い子ちゃんたち

今日はかずにぃとさちかと、約一時間ちょっと話しました。

僕は以前からウェイコンでなぜイノベーションが起こらないのかを考えており、昨日のnoteで指摘した「人材を三パターンに分けた時、現在③タイプが増えているからイノベーションが起こらない理由である」という点がきっかけです。

そこで二人と話している中で気が付いたのですが、現代教育の結晶がまさにさちかとかずにぃのような優秀な③タイプです。彼らは学生時代「まじめで課題をきっちりこなすタイプ」です。つまり、「言ったことは実行できるし、社内でも優秀」と呼ばれるタイプですが、一方で極端に失敗を避ける傾向にあります。僕がずっとモヤモヤしていたことは、わざと空けているスペースをなぜ自ら埋めようとしないのか、という点です。彼らは、正解を求めるタイプの人たちです。正解を提示して欲しがる傾向があります。この傾向は、白紙に対して行動を起こすことを極端に避けます。なぜなら、その行動自体が正解かどうか不透明で、彼らにとっては非常に怖いものだからです。


こあたん🇦🇺こあらの学校Twitter

さらに、彼らとディスカッションをしていて気づいたことがあります。
それは、失敗と成功の定義が異なること。彼らが言う「成功」というのは、「失敗しなかったこと」、「怒られなかったこと」の意味合いが強いように感じました。そのため、本来意識すべき成功とは程遠いものになります。
そして今のウェイコンの②タイプの人たちは、失敗しながらも前に進む姿勢を持っています。これはやる気や気力、才能ではなく、日常的にどれだけ本来の成功を意識しているかにかかっています。

僕は、この良い子ちゃん③を②に変えていくチャレンジしていくことにしました。まずは、さちかとかずにぃに向き合って、このギャップをどう埋めていくかを考えています。

直近では、責任のない範囲で多くの意思決定をさせることから始めます。
ここから彼らは人生で経験したことがないほどの失敗を重ねることになると思います。しかし、その失敗を失敗と感じているうちは、まだ未熟ですが、その失敗から学び、前進する機会として捉えることができれば、
自然と突破できるようになると思います。

そして、全国に溢れている彼らのような現代教育が生み出したいい子ちゃんたちを駆逐する活動でも始めようかなとも思いました。彼らから得た知見を社会に還元出来たら面白いかもな~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?