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社長たちの実態

ウェイコンを立ち上げてから約三ヶ月が経ち、GWに帰省もした。起業について真剣に考えたことはなかったが、多くの人に起業の話や相談をした。目指すべき目標があると、得られる情報の質と量が格段に変わることを実感した。

社長たちが口を揃えて言うこと

多くの社長たちが口を揃えて言うのは、「1回資本主義社会で勝ち抜くべきだ」だ。どんなに高尚な志を持っていても、資本主義社会の中で生きている以上、そのルールを理解し、それを利用するしかないとのこと。講演会などオープンな場では「ワークライフバランスを大切に・・(以下略)」と社長たちが言うから真に受けていた。本音は「ワークライフバランス?(笑)そんなものは飛びぬけたやつが言える特権だ」だった。

それでも目指す世界

僕は日常を超えて、好きなことだけに時間を費やしたいと思っている。どうやらこれは資本主義社会を勝ち抜いた人だけが言えることのようだ。資本を手に入れると、何を本当にしたいのかがはっきり見えてくるらしい。「まだ資本の無い山田君の言うことは話半分に聞いている」と言われたことがある。それは確かにそうだと思った。もし今僕が5億円の預貯金を持っていたら、発言や行動が変わっている。明日にでも会社を辞めて好きなことだけに集中している。要は今自分の仕事好き!って思っていてもどこか"生活のため"感が残っているから発言がボヤっとしてしまう。まあ、それくらいに仕事は思っておかないとモチベが続かないが。

井の中の蛙

この3ヶ月間で、自分にビジネス戦闘力がなく、経営センスが足りないことを痛感した、もうお腹一杯。毎日様々な人と話をして、「こんなお金の稼ぎ方があるのか」と気づかされることが多く、単調なビジネスだけでは生きていくのは難しい。僕は資生堂出身やから、基本的には良いものを作り、高く卸して売るという単調なビジネスモデルに慣れている。でもこのやり方は資本がいる。自分で0からビジネスを作り上げることは非常に難しいと気づいた。わかってはいたが、その難易度ははるかに高い。知り合いの社長にも「こんな奴が苦労してるから起業は面白い、もっともがけ!」って笑われる。ムカつく限りだが、無力であることに変わりはない。

自分のキャップは無意識のうちに

自分の時間を時給換算して、その上限を自ら設定してしまっていることにも気がついた。計算しても億は超えられないと自ら意識的に蓋をしてる。目の前の社長たちは年間10億、20億と稼いでいて、その金額を時給で計算しても全く合わないレベルだ。彼らはもう完全に時給を超えた世界に生きている。そして、その社長たちは、一見遊びまくっているように見えて、実はめちゃくちゃ勉強していることに驚いた。また、面白いことに年商が高くなるにつれて、彼らの「社長感」はどんどん薄れていくように見える。彼らは本気で生きていて、日常を超えた存在になっている。しかし、彼らはそれを表に出さず、SNSでキラキラした日常だけを切り取って発信している。僕はそれが本当に恐ろしいと思ったし、真に受けていた自分もアホやな~と感じるばかりだ。

非凡さを手に入れるためにやるべきこと

今、僕がすべきことは、もっと泥臭くさまざまなことを学び、知識を深めて、「できない」を「できる」に変えていくことだ。このプロセスを丁寧に進めるしかない。社長たちとの交流や講演会に顔を出すことは、表向きはキラキラとした活動に見えるかもしれないが、実際には彼らは血を吐くような努力や泥臭いことを積み重ねている。彼らがどんなに成功しても、その成功を「たまたま」と謙遜することが多いが、その背後には計り知れない努力がある。

意識高い系(笑)

どこか自分の中で意識高い系をバカにしていたが、彼らは本当に意識が高い。毎日生きるために意識が高くなくてはならない、そんなふうな切迫した状態で生きているんだと感じる。当然エピや、結果だけ聞くと「すごいな、この人だからできたんだな」とか色々思うことあるが、どの話を聞いてもほとんど粘り勝ちみたいな話で、この人たちも当時は散々意識高い系と言われてバカにされてきた時代も多くあると聞いた。でも本気で自分が何かを目指している限り、そんな馬鹿にされることは気にもならない。むしろ周りのことが気になっている時点で、全く夢中になれていないということを指摘され、「ああ、確かにな」と感じた。

上手く言葉に言えないが『綺麗に上手くやってやろう』という思いが自分の中にあった。起業した人の話を聞くと土日はビジネス交流会に行き見込み客を探し候補がいればその日中に電話メールする。毎日会社終わったら講演会に行き知見を深める。なんて泥臭いし。昭和すぎwって思ってたがスキルが無い以上結局この手の行動を求められている。

だからこそ今、何をすべきかを真剣に考え、多くの知識を身につけて、できなかったことをできるように変えていく必要がある。これを実現するためには、周囲から何を言われても、自分自身で稼げる能力を持ち、自ら動けるようになることが重要だ。そうすることで、自分だけのオリジナルの人生を、好きなことで生きていくことが可能になる。

みんなで新しいことに挑戦し、時には失敗するかもしれないが、その失敗から学び、成長していくことが大切だ。そして最終的には、代替不可能な人材として、自分の市場価値を高めていくことが僕たちの目標。

ウェイコンでは、ただの業務をこなすだけでなく、常に新しいことへの挑戦を通じて、自分自身をアップグレードし続けることを推奨している。だからこそ、ここには常に新しい刺激と成長の機会が満載である。あー、早く売り上げをあげたい。

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