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家造りでこだわったことと諦めたこと

前回の引越しの思い出に続き、新居についてです。

我が家の間取りと家族構成

延34坪の総二階5LDKです。
夫・私・息子の3人+猫1匹家族。

寝室とは別に、子ども部屋としても使える個室を2部屋と、夫婦それぞれの個室を1部屋ずつ設けました。
部屋数を多くしたので、寝室含め各個室4.5畳以下のコンパクトさになりました。

こだわったこと

子ども部屋2つと夫婦それぞれの個室を作る

4.5帖の子ども部屋の1つ

子ども部屋としても使える個室を2つ作ることはマスト条件でした。
部屋が余れば、本棚や楽器を置いたりする趣味部屋にするも良し。私たちにとって「部屋数は多い方がいい」というのは共通認識です。

また、私も夫も趣味のアイテムが多く、自分の好きにできる部屋が欲しかったので、小さくても夫婦それぞれの個室を作ることを希望していました。

結果、4.5帖の子ども部屋を2つの他、私は1階に後述の仕事部屋兼個室を、夫は2階に自分の個室を作ることができました。
お互いの個室は3帖というコンパクトさですが、趣味や仕事を楽しめる空間ができたことが嬉しいです。

パントリーがほしい

食料品やキッチン家電・小物はストック含めどうしても多くなりがち。おまけに、アパートではたくさんのストックがあちこちの収納に分散されていたのでとても不便でした。

いい加減全てをまとめて収納できる場所が欲しかったので、小さくてもパントリーは絶対作る!と決めていました。

最初の方のプランでは、パントリー兼リビングの収納庫という感じで1畳の半個室空間を提案してもらっていました。
収納力も申し分なさそうで良かったのですが、その後間取り自体が変わったこともあり、最終的にキッチンに0.25畳の壁面収納パントリーを作ることになりました。

壁面収納パントリー

最初よりだいぶ小さくなりましたが、天井ギリギリまで収納できる稼働棚にしてもらったので収納力はそこそこあります。1番上の段はモデムとルーター置き場です。

キッチンのすぐ近くにファミクロも作れたので、まとめ買いしたペットボトル飲料水やかさばるお酒などはそちらに保管することにしました。

この壁面パントリー、奥に広い0.75畳分のスペースをとれないこともなかったのですが、広さが中途半端になり使い勝手があまり良くなさそうということで、壁で仕切り、奥の0.5畳(実際収納スペースとして取ったのは0.25畳)は廊下の収納にあてました。

パントリーと分けて作った廊下の収納

結果的に、廊下の収納に猫トイレや猫トイレグッズ、掃除グッズ、トイレットペーパーなど食料品と分けて入れておきたいものを収納できるようになり、より便利になったと思います。

1階にファミクロを作りたい

通常の洗濯物は洗濯〜乾燥までドラム式洗濯機だけで完結しているため、畳んだ後の重い洗濯物をわざわざ2階まで運ぶことは絶対にしたくありませんでした。

更にこだわったのは、できるだけ洗面所に近くてリビングからもアクセスできること。そして、家族全員のシーズン服を収納したかったので最低でも2畳はほしい。

なんとかかんとか間取りにねじ込んでもらい、リビング併設で洗面所の近くに2.5畳のファミクロを作ることができました。

リビングからアクセスできるファミクロ

結果、洗面所のカウンターで洗濯物を畳んだあとは、洗濯物をランドリーワゴンに乗せてすぐ近くのファミクロに収納という流れを作ることに成功しました。

リビングの隣に仕事部屋(自室)がほしい

私は基本的に一日中家で仕事をする上、仕事中はzoomなどで取引先と通話を繋げっぱなしがほとんど。なので、個室状態の仕事部屋を希望していました。

加えて私の要望は

  • リビングの隣に作って欲しい。隣が無理でも1階に作って欲しい

  • リビングとの間の壁に室内窓をつけて、仕事部屋からリビングの様子を見られるようにしてほしい

  • 明るさが確保できる窓がほしい

でした。

始業前や休憩時間にご飯作りや洗濯などの家事をしていること、夜遅くまで仕事をすることもあること(物音や音楽で家族の睡眠を邪魔したくない)、家族の様子を見ながら仕事をしたいこと・・・などなど様々な理由で、1階に作ることは私の中で絶対条件。

最終的に、全ての要望を実現した3畳のコンパクトな仕事部屋ができました。

リビングとキッチンの様子が見える室内窓(引き戸なので開閉も可能)

この仕事部屋が無ければ、リビングがもう少し広く取れるか土間収納が作れたな・・・とちょっと思っています。
要望を押し通させてくれた家族に感謝です。

部屋に本棚を置きたくない

大きい本棚3つ分の大量の漫画や小説をどこに置けばいいのか頭を抱えていました。
アパートでは、作業部屋として使っていた6畳洋室の壁一面を本棚にしていたのですが、新居ではそのスペースは取れません。

アパートで1室の壁を占領していた本棚

かといって、リビングには絶っっっ対置きたくない。仕事部屋にも置けるスペースが無い。

なので、2階の廊下に何とか置けるスペースを確保してもらいました。
本棚のサイズ的にギリギリですが、大量の本たちの行き場ができてよかった・・・

階段を上がってすぐのコの字本棚スペース

あと、2階用のWiFiの中継器を本棚の上に置けるように、本棚の高さに合わせてコンセントも用意してもらいました。

諦めたこと

回遊動線

できれば回遊動線の間取りを作れたらと思っていたのですが、そのために他の場所の広さを削らなければいけなかったり、導線が納得のいくものにならなかったり・・・ということで諦めました。

土間収納

将来絶対に物であふれることは分かりきっていたので、土間収納も欲しかった・・・!のですが、広さ的に無理だったのでやめました。

その代わり、玄関収納(靴箱)を大きめのものにしたのと、玄関を上がってすぐの場所に0.5畳の小さなクロークを作りました。

玄関クローク

上着、バッグなどはここに置くようにし、なるべく玄関に物が出ないように工夫しました。

広い玄関

義実家の玄関が広くて素敵なので、広い玄関にあこがれていました。が、間取りと部屋の広さを優先し、一般的な広さの玄関に。

猫ドア

完全に盲点だったのですが、工務店の取り扱いの建具の中に、猫ドア付きの引き戸がありませんでした・・・
我が家はリビングのメインドアとトイレ以外は全て引き戸を想定した間取りにしたため、リビングドア以外に猫ドアをつけることができず。
しばらくは様子を見て、猫がよく使うドアにのみおいおいDIYで猫ドアを付けようかなと思います。

おわりに

人生で最大の買い物だったマイホームは、やはり色々と想像以上に大変でした。
我が家は土地や建物の一部に制約があったのもあり、間取りもなかなか納得のいくものにならず、最終的に自分でも間取りをこねくり回してみるなど手を尽くしまくった家づくりの日々でした。

それでも、自分たちの希望をできるだけ詰め込んだいい家になったと思います。

きっとこれから「ああすればよかった、こうしたらよかった」ということが出てくるんだろうなと思います。
が、悩み抜いて頑張って作った我が家を愛し続けていきたいです。

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