香水をつけるぞ、メイクするぞ

年明けまで忙しいので宣誓する

 年明けまで忙しい。人混みがめちゃくちゃ苦手なくせにめちゃくちゃ人が来るところで小売業に従事しており、時期が時期なのでめちゃくちゃ人が来る。そして不測の事態が起こり例年の忙しさに更に拍車がかかっている。持ってくれよオラの体…!
 なので、自分を労わりバフをかけることを挙げ連ねて実行していこうということで、寝る前にざーっと書いて寝ます。

推しの香水をつける

 最近、生活していて一番目がつくところに置いているにも関わらず、全くつけていない推しの香水。夏場には向かない(と私は思っている)香りなので、湿度が上がり始めた時期からほとんど触っていない。秋も過ぎ湿度も気温も低くなり、香りが映える(と私が感じる)季節になって、もう雪も降ったし積もった。明日バカ降るらしい。耐えろ私の自律神経。今こそ身に纏うタイミングだけど、寒さで頭も体も動きが鈍いせいで人前にギリギリ出られるまでの支度で精一杯で、毎回職場に着いてから「つけてくるんだった〜…」と後悔している。
 その後悔をなくそう、「今日は推しの香水つけてきたし!!!」でバフをかけよう、ほんの10秒でつけられるんだぞ、つけて行け、今日の俺は無敵だぞ感を纏え、でなきゃやっていけない。
(前に信じられないほど忙しい時期、通勤退勤で推しの歌動画で作ったリストをリピート再生して聴きまくっていた。お陰でYouTubeに「あなたが今年よく見てた動画はこれだよ!」とリスト内の動画がまるっとそのヘビロテ動画集に入ってた。あのリストがなかったら心が折れてた、ありがとう推し、推しは私を救う)

全方位威圧顔にする

 聞こえはすこぶる悪いけど、自衛のために要ると思う。
 今年viseから全色マットの新作アイシャドウが出た。その中にグレーのパレットがある。私の目は二つだぞ、今あるアイシャドウでも十分足りてるじゃないか、グレーとか汎用性の高くないパレットを買ってどうするんだ。そんな理由で、気にはなってるけど買わなかった。今まで以上に忙しくなることが判明した日、帰りにドラッグストアに寄った。なくなりかけている化粧水の詰め替え用を買おうと思って、気付いたらそのアイシャドウも会計に通していた。
 ブランドが推奨する囲み目メイクに惹かれていた。グレーはよりクールな印象になる。私が思い描く理想の強い女の顔面だった。これじゃなきゃ多分心が弱ってしまう。めちゃくちゃ人が増えると珍妙な客も増える。珍妙な奴の相手は精神が余計に摩耗する。嫌だ。勘弁してくれ。ただでさえ忙しくて辛いのに、人間だか妖怪だか怪異だかの相手はしたくない。
 とはいえ、バッチバチのメイクはよろしくない規程があるので、多少は抑えなければいけない。いやでも眼鏡でアイメイクがなんぼか薄まるから逆にちょっとバチッとさせていいかもしれない。ぼくのかんがえたさいきょうのおんなのかお、作っていこう。目力も鋭い眼光も作れる。目から波動砲を出せ。

スキンケアやってこ

 日頃そこそこ丁寧にやっている。化粧水が合ってるのか美容液が合ってるのか保湿クリームが合ってるのかわからないけど、今使ってるアイテムで肌はわりとうるもち、特に不満はない。唇を除いて。
 ここの保湿を毎回忘れる。唇だけ異様にガサつく日が多い。毎日布団に入ってから「アレ塗ってねぇ〜」と後悔しつつ、既にもう気持ちは就寝しているので塗らずに寝てしまう。一個前の記事に書いた「レブロン シュガースクラブ ユズ」を。
 おそらく毎日毎夜塗るもんではないかもしないけど、スクラブ効果を除いたとしても保湿力がとんでもなく高い。控えめに塗ってもぷるんぷるんのモチモチにしてくれる。唇のガサつきは地味にダメージがあって、程度でいえば一撃必殺級ではないがスリップダメージでHP満タンから半分まで削り切っていく、そんな感じのダメージソースになりえている。と思ってる。私は。
 そのダメージを無くそう。いつでもうるもちつやぷる唇で自分を労っていこう。そういう、ちょっとやだなケアしたいなを減らして自己肯定感もちょっと保っていこう。

自分をなるべく見栄え良くする学び

 推しの歌動画を拠り所にしていた頃に、メイクを改めた。それまで買ったことがない価格帯のフェイスパウダーを買い、そのフェイスパウダーがちゃんと使えるようにサボりまくっていたメイクに力を入れ、スキンケアやヘアケアに手間をかけるようになった。パウダー高かったしな…という気持ちもなくはないけど、メイク楽しいじゃん自分いいじゃんが芽生えた。社会に最低限失礼がないように手を抜いた顔面で過ごしていた自分が、今は全人類屠る気持ちで瞼に色を乗せ唇を塗っている。「よかったな人類私が魔王じゃなくて」ぐらいの気持ちで社会に向き合うようになった。外から見たら全く良くないだろうけど。
 自分を良く見せようとする姿勢が、自己肯定感クソ雑魚紙ゴミナメクジだった心をちょっとだけ変えたことが結構な学びになっていたようで、今回迫り来る戦を乗り切るにあたってどうやったら正気でいられるかを考えたとき、上記の三つを思いついた。
 普段ちょっとここ自身ないんだよな…を丁寧にすり潰していく。そうすると自分をちょっといいと思える。やっていこう、頑張れ自分。やり過ぎたくらいで信じられないほど怒られることじゃない、アクセル踏んでいけ。

爪の甘皮の処理

 番外編。昨日の夜、甘皮がべぁーっと爪にかぶさっているのに気付いて、風呂上がりに処理した。ちょっと慣れてきたこともあって、綺麗にできて、爪が自分史上最高に映えている。栄養が偏ってて縦筋がエグいんだけど、自分の爪キレー!かっこよ!と感じた。
 これになんか塗ったら綺麗なんだろうな〜ネイルにも手を出そうかな〜と思いつつ、生来の弩級の無精者である自分は己の爪に気力を割けない。伸びてきた頃にやすって形を整えて、たまに甘皮の処理で尽きてしまう。色を塗ってもマメにメンテをしないので、日に日に自爪が目立っていき色が剥がれるのを眺めてしまう。
 でもなー、素の爪の形がいいだけで九割満足しちゃうんだよな…。ずっと爪切りでガサツに切ってたから。爪伸びたな…って感じる前にやするのを習慣づけるまでは、色塗るまでやらないほうがいい気がする。今後の課題。

クリスマスは当然仕事です

 お察しの通り、年明けしばらくまで駆け抜けるんですよ。仕事でめちゃくちゃ人を見るので、仕事してない時間も人間見たくねえですとは宣言済みなもんで、お付き合いしてる人とすら会いません。家族でギリ見られるかな、みたいな。すまねえな…人混みがめちゃくちゃ苦手なくせに人がめちゃくちゃ来るところで働いてて…仕事は面白いんだけどな…すまねえな……(謝罪済み

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