自分を取り戻すために。
東京からふたたび九州へ。
正直東京にいたいとすごく思った。
そして、すごく思ったのは
どこかに行きたくて、どこにも居たくない。
これがいまのわたしにすっっごくぴったり。
月と六ペンスを読了した。
このタイミングでの月と六ペンスは、
わたしにけっこう響いた。
好きな文章はたくさんあった。
時代は関係なく、
月も六ペンスもあったんだ。
サマセットモームに会ったみたいと思った。
人生は流れる。本当に。
いまの、わたしがわたしじゃない感じですら、
わたしが今、味わうべき感覚であって
それはわたしの人生に必要なものだと。
きみはもう一度人生をはじめなくちゃいけない。
過去ときっぱり決別すれば、ストルーヴェにも幸運が巡ってくるだろう。今は耐えがたい悲痛も、時がたてばきっと和らぐ。慈悲深い忘却の手を借りて、いつかは、ふたたび人生を引き受ける気になるだろう。
そして、
さようなら。きみが僕にくれた幸せすべてに感謝してる
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