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23.1.26逃す女鳥羽川

本日晴天。暖かい日差しが激さむ寒波に勝てず一日中太陽の劣勢だった。「放射冷却」ニュースではそう言っている。朝、しっかり被った布団を剥がしたのは三度目のスヌーズで、慌てて顔を洗いにキッチンへ。水出ん。チョロチョロしか出ん。水道は凍結していた。もう出勤直前。かろうじてチョロチョロは出ているから破裂はしないだろう。これ以上深入りすると面倒くさいと思い、何も対処はせず目クソを付けたまま家を出た。女鳥羽川はバリバリに凍っている。横目でチラ見した程度で足早に橋を渡る。職場に着くと窓の外からドシャっと何かが落ちた音がした。何だ何だと思いながら朝一の作業をひと通りやる。またドシャ、ドシャドシャと続く。暫くしてから、窓を開けて様子をみると落ちて崩れた氷柱があちこちに散らばっていた。

氷柱の残骸

書いていると後から気づく。私、ちょっとした喜び、趣みたいなもの、サラッと流してる事多いな、、、と。
ギリギリだけど遅刻はしなかったし、水道は凍結しなかった。女鳥羽川はいつもと違って凍っていて、ちゃんと見てたらきれいだったろう。氷柱も一回目のドシャですぐ見ていたら他の氷柱が落ちる様子を見れて楽しかったかもしれない。もしかしたらすぐに見なかった事で、ぶつからずに済んで良かったかも知れない。寒かったから今日は空気が気持ち良かったし、清掃の人とも普通の会話を普通に出来ていた。トラブルもなく残業もなく家に帰れて、昨日余った豚肉をキムチと小松菜でテキトーに炒めて美味しく食べて、読みたい本を読み、今、温かいお風呂に入れている。私にとって割りと良い一日だった。
明日も凍っているかな、女鳥羽川。
楽しみだ。