見出し画像

いったいどうして?フリップ

私は社会や環境に上手く適応できず、苦痛を回避することが苦手な人のことを「生き方が下手くそな人間」だと思っていました。思っていた、と言うより「感じていた」という方が正しいと思います。社会に適応する、という事の必要性や、適応しなければ生きることが困難になる、という事への違和感に気がつけたのかな、と。

いつの日からか世渡り上手な人になろうとしていました。自らの意思で、と言うよりかは、苦しい思いをなるべくしたくない為にそうなっていたのかと思います。いつだって辛い思いはしたくありません。成長のためなんてカッコつけて、自ら辛い選択をするなんて以ての外。私は別に強くありませんから。

自分の記事を見直すと、結構楽しいです。過去の自分の言い回しや表現の仕方など、よくもまあ思いついたな、と。彼を褒めてあげたいです。生憎、人を褒めるのは苦手です。自己陶酔は得意です。

自分の気持ちに気がつけず、意見を持てない私は、疑問を抱くことが苦手です。恐らくどんなに理不尽な事でも、雑な理由さえ提示されれば受け入れてしまうでしょう。もし私が間違った道に進みそうになった時のために、あなた方にいただいた『いったいどうして?フリップ』をいつも手元に持っておきます。本来は相手に見せつける為の物ですが、まずは自分で試してみます。

君がその選択を受け入れるのは「いったいどうして?」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?