全田十五

東京在住のサラリーマン32歳。ぐるぐると考えるのをやめて、自分の頭に入っていることを全…

全田十五

東京在住のサラリーマン32歳。ぐるぐると考えるのをやめて、自分の頭に入っていることを全部吐き出したら、何か新しいことが生まれるかも。勝手にそう思ったので、映画・本・家族・思い出・ニュース等、エッセイ気分で投稿しています。ネタが尽きたときこそ、成長できるのでは、と勝手に期待。

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祝!ドラマシリーズ「沈黙の艦隊」!

9/29(金)に公開され、10/2に感想を投稿した、「沈黙の艦隊」。 その中で、「ドラマシリーズの第一話としてなら最高」「ドラマ化発表に期待」と記したものの、待てど暮らせど何の発表もなく、たまに思い出しては「あの映画なんだったんだ」と独り言ちていたわけなんですが、突如の発表が・・・! 「沈黙の艦隊 シーズン1」発表です!!!うっひょーう! いやぁ、まずは祝杯を。皆さん、乾杯しましょう。 漫画「沈黙の艦隊」は私の心の名作なので、これで今後「沈黙の艦隊」を思い出すときに、

    • 息子と本棚/父として息子に仕掛ける罠

      先日の日曜日、息子8歳が入部している、小学生バスケットボールチームの試合がありました。 「試合」といっても、息子は小学2年生なので、 周辺のバスケチームに所属する小学1年生・2年生男女合同の練習試合 という感じで、1ターンを5分に設定して、どんどんメンバーを入れ替えていく形式。 息子は、バスケットボールという競技を気に入っているようで、なかなか前のめりに活動している。 私がおすすめしたわけでもなかったのに。 これは、子どもとの関わり方の中で、頭を悩ませる点である。

      • 映画評「ゴジラ-1.0」/「ゴジラ映画」ではなく「映画」

        本当は、早々にご紹介するつもりで観たのですが、色々考えてたら本日になってしまいました。 「ゴジラ-1.0(ゴジラマイナスワン)」 についてです。 まず、せっかく製作陣が、情報をかなり秘匿し、ストーリーや映像も制限した事前広告後に公開されたこともありますので、観るつもりの方はさっさと観に行けコノヤロー、ということであります。 えー、どーしよかなー。 いや、そもそも観る気ないな。 やかましい。 そういう方は、この文章を読んだらさっさと観に行くべきです。 なんなら読まなく

        • 映画評「ザ・クリエイター/創造者」/近未来版「地獄の黙示録」が個人的に刺さる

          皆さんにケンワタナベの魅力が伝えられたところで、 10/20公開のケンワタナベ最新作「ザ・クリエイター/創造者」の話をさせてください。 まず言ってしまえば、私はこの映画が大好きです。 なんだろう。 万人にお勧めしたい最高の傑作だ!とか、今年ベスト1だ! など、そんな声高に叫ぶ気はない。 でも、「死ぬまでにあと2~3回観直す気がするな」と思っています。 完璧な作品では全くないけど、「気に入った」って感じでしょうか。 物語は至極単純。 人類とAIの戦争なんて、数多く

        祝!ドラマシリーズ「沈黙の艦隊」!

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          ケンワタナベの魅力とは/「ザ・クリエイター」の前に

          私は、ケンワタナベが大好きです。 渡辺謙も好きですが、ケンワタナベ ー つまり、ハリウッド映画に出ている渡辺謙 ー でしか摂取できない映画的興奮があります。 本来すぐにでも、ケンワタナベ最新作「ザ・クリエイター」(10/20公開) の話がしたいのですが、その前に、彼の魅力を紹介させてください。 ケンワタナベの独自性とは何か。 まず第一として、ガタイが良い。 調べてみると、ケンワタナベは、184センチ。 ハリウッド映画で、欧米キャストに囲まれても遜色のないスタイルの持ち

          ケンワタナベの魅力とは/「ザ・クリエイター」の前に

          Apple TV+のススメ

          私はAppleファンです。 とりあえず、Appleが「Pro」と名付ければ、自動的に買わなくてはならないシステムになっています。 Apple。 それは、現在時価総額第一位の企業。 ということは、有史以来最大の企業(のひとつ)といって良いでしょう。 人類、最新かつ最先端の到達点。それがApple。 となれば私個人が、Apple製品に関して、 これは買うべきなのか?本当に不可欠なのか? とか、云々考える必要はないのです。 Appleが「買った方が良いよー。豊かになる

          Apple TV+のススメ

          妻と娘3歳の争い模様

          ここひと月ほど、我が家のトイレの床には、トイレットペーパーの芯が2本、横たわっている。 これは、私と妻の争いの具現であり、またメタファーである。 うちの妻は、「担務領域」に(ある一面は)大変厳しい。 あなたの仕事はあなたのもの。あなたが出したゴミは、あなたが片付けるべき。 その通りです。 が、その姿勢は、時に銀行窓口くらい頑なで、融通が利かない。 この場合は、 「あなたが出したトイレットペーパーの芯は、あなたが片付けなさい。私は絶対やらないわよ」 という、無言の圧

          妻と娘3歳の争い模様

          「火中の栗」ってなんだ・・・?/栗はそんなに欲しくない

          最近、 「火中の栗を拾う」 っていう表現をよく見かける気がします。 基本的には、「誰もやりたくないことをやってて偉い!」っていうニュアンスで使われることが多いのかなと。 でも、私は思うわけです。 「火中」の「栗」だぜ・・・? そんなに欲しいかね、「栗」。 時に秋の味覚の代表格「栗」ですが、あれば嬉しいにしても、「うおー!栗食べてー!!」とか思ったことがない。 吉野家が栗ご飯フェアとかやってるのも見たことないので、実はあんまり需要ないんじゃないでしょうか、あれ。

          「火中の栗」ってなんだ・・・?/栗はそんなに欲しくない

          妻と柔軟剤/箱の中にはみっちりと・・・

          半年ほど前、我が家は洗濯機を買い替えました。 新しめのドラム式洗濯機で、賢いことに、液体洗剤と液体柔軟剤を、あらかじめ溜めておくタンクが備え付けられている。 都度都度投入しなくても、洗濯物の量に応じて、最適な量をそこから抽出してくれるわけです。 1日に2、3回回しても、3日に一回くらい補充せずに済む。 便利。 先日、「柔軟剤が切れた」というアラートが表示されたので、タンクに補充しようと思ったが、柔軟剤がどこにもない。 「今度買っておいて」と妻に頼むと、 「前にもらっ

          妻と柔軟剤/箱の中にはみっちりと・・・

          オモチャの銃を持つ少年/アメリカン・ショートストーリー1

          私は、「アメリカン」が好きで、また、憧れています。 この場合の「アメリカン」とは、「アメリカ合衆国」とか「アメリカ人」とは違って(それはそれで好きだけど)、 所謂「THEアメリカンなノリ」というニュアンスです。 小粋な返しこそ尊ばれてるようなアメリカンジョークなんか大好物です。 (例/「今夜はあのイケてない女子とデートかい?」「ああ、お前のお袋とな」的な) 「戦場に派遣された兵士が、内緒で帰還して家族にサプライズする動画」 「店員が露骨な人種差別をしていたときに、居合

          オモチャの銃を持つ少年/アメリカン・ショートストーリー1

          サウナ常連客「今津」/水清ければ魚棲まず

          私はテレビファンではあるのですが、あいにく大変忙しい身でありまして、なかなかテレビをリアルタイムで見られておりません。 基本的には録画して見る。 例外は、先クールでは「VIVANT」くらいでした。 ちなみに、現在撮りだめを消化しているのは、7月上旬です。 これで何が楽しいのかというと、諸々多種多様多彩なご事情により出演されなくなった人たちやCMの、変わらない元気な姿を見られることであります。 それは置いておいて、中でも「水曜日のダウンタウン」は、だいたい2週間以内には優

          サウナ常連客「今津」/水清ければ魚棲まず

          映画評「沈黙の艦隊」/1か月後には評価が変わっているといいな・・・。

          さぁ、「沈黙の艦隊」 についてお話しさせていただきます。 1988年から1996年まで連載された漫画「沈黙の艦隊」がこの度映画化。 私と、漫画「沈黙の艦隊」の出会いは、西暦2000年頃。 お肌弱弱だった当時、平気で2~3時間は待つ皮膚科に通ってまして、待合室の本棚の隅っこに、くしゃくしゃになっている、コミックス版「沈黙の艦隊」と遭遇したのであります。 これがゲロ吐くんじゃないかと思うほど面白く、皮膚科終わりで速攻で父親にねだり、全巻買ってもらい、一気に読了。 しばらく

          映画評「沈黙の艦隊」/1か月後には評価が変わっているといいな・・・。

          咄嗟にかっこいい行動がとれる人間になりたい。

          最近地震が多いですね。 私が住む東京でも、早朝から地震り 報道を見る限りは、そこまでの被害はないようで、一安心しております。 しかし、地震はいつの日か起こるものなので、そういうときにこそ、かっこいい行動ができる人間になりたいものです。 例えば僕は、 メジャーリーグで、スタンドに入ったボールをキャッチした大人が、近くの子どもに譲ってあげる。 すると、周辺の観客たちも拍手で讃え、それをみた実況も「イエー!イッツグゥーッド」と良い声で感嘆する みたいな動画が好きです。

          咄嗟にかっこいい行動がとれる人間になりたい。

          さようなら、ゴールデンウィーク2023/2026年に期待

          そろそろ向き合わなくてはならないでしょう。 終わったんですね、ゴールデンウィーク。 GWでも大型連休でも、呼び方はお好きなようになのですが、とにかく終わりました。 昨日と本日のおよそ48時間は、その事実に向き合うための、鎮魂の時間だった。そう思います。 よく、しっかり休んでリフレッシュしてどうのこうの。なんてことを聞きますが、あれはね、嘘です。 私みたいな、プロフェッショナル・ホリデイストには分かるのですが、人間ってのは、休めば休むほど、さらに休みたくなるものなので

          さようなら、ゴールデンウィーク2023/2026年に期待

          観光客と英語/「保育園」って英語でなんだっけ

          街中に観光客が増えてきました。 昔通りの賑わいの場所も多い。 この前は、なにか滅茶苦茶長い行列ができているなと思ったら、それは一蘭の行列でした。 昔はうんざりとすることが多かった観光客の集団や、路上駐車するバスの行列も、戻ってくればそれなりに嬉しいものです。 今のうちは。 先日の土曜、駅から自宅までの15分程度の家路を、息子7歳と歩いていると、数人の観光客グループに話しかけられた。 アジアのどこかから来たようで、英語で私に、「このホテルはどこだ」みたいなことを尋ねて

          観光客と英語/「保育園」って英語でなんだっけ

          映画評「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」/「ゲーム体験」の映画化

          私は、「ゲームの映画化」に感心した覚えが、あまりありません。 例外はあるので、あくまで「あまり」、ですが。 小説や漫画の映画化の場合は、原作の物語に加え、「映像」と「音」が足し算されているので、映画化する意味を感じます。 一方で、ゲームの映画化の場合、すでに映像と音はあるので、単純に「操作」という部分が引き算されていることになる。 最近のゲームは特に、「プレイする映画」という側面があり、そこから「自分でキャラを動かす」という部分を引くと、映画化してもイマイチな場合が多々。

          映画評「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」/「ゲーム体験」の映画化