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その選択は「自主的に」しているものか

・日本家族計画協会が行った2015年の実態調査によると、「避妊をしている」と答えたのは回答者の50%。そのうち大多数が男性側の避妊で、85.5%がコンドーム、次いで膣外射精16.5%が続く。女性側の避妊である「オギノ式」は6.1%、ピルは4.6%と明らかに少数派である。フランスの考え方から見れば、大多数の女性が「避妊を自分でコントロールしていない」状況だと言える

・コンドーム使用率85.5%という数字は、少なくはない日本人男性が、避妊を「自分の責任」と考えていることを示しているとも言える

・フランスでは男女とも18歳の成人前には、避妊・中絶を含めた「性の健康と権利」の知識パッケージを身につけさせている。また、若年層の性病予防を推進するため、昨年秋には、コンドーム一種類が医療保険の払い戻し対象となる方針が発表された。国が女性避妊と並び、男性避妊を重要視していることが表れている

避妊は男性がするもの。
だから当然、コンドームは男性が用意するもの。
女性がコンドームを持っているなんて、なんだかはしたない。遊んでるって思われそう。そもそもお店で購入するのも恥ずかしい。

こう思っている女性は少なくないはず。現に、私はそう思っていた。けれど、これはあまりに責任を放棄しているのではないか。

100%避妊、というのは難しい。

コンドームの一般的な使用方法での避妊率は約85%。性感染症を防ぐメリットがあるが、使用方法が正しくなかったり装着のタイミングが遅れてしまったり、あるいは破れてしまったりするデメリットもある。

低用量ピルは正しく服用した場合の避妊率は約99%。ただし、飲み忘れると避妊効果が下がる可能性がある。

そのほかにも避妊具としてペッサリーやIUD(子宮内避妊具)もあるが、避妊率は100%ではない。

また、アフターピルも、服用したからといって100%妊娠しないという訳ではない。

ただ、ここで言いたいのは「これらの使用有無を自主的に選択しているかどうか」だ。

避妊の主導権は、どちらか片方だけが握るものではないと思う。お互いが各々自分の身体に責任をもち、選択をすることが大事だ。

確かに今は主に避妊をコントロールしているのは男性だ。女性が主体的に避妊をしているとは言えない。

けれど、今はまだ妊娠する意思がないのであれば、相手がコンドームを用意してくれるだろうと希望的観測を持たずに自分で用意する。そこに性別は関係ない。

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