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徴兵

みなさんは軍隊というとどういうイメージだろうか?屈強な男達、厳しい規律、戦闘マシン等色んなイメージがあると思う。
祖国🇰🇷の軍隊の兵士の集め方は、徴兵である。これは朝鮮戦争等の色んな理由があって徴兵制になっている。一方で🇯🇵は志願制である。
普通の祖国出身の若者は大体大学2年生の半ばぐらいに徴兵に行く。また、🇰🇷での軍隊のイメージがつきにくい人は、一度ネトフリの『D.P. -脱走兵追跡官-』を視聴してみるといい。軍隊のいじめ、身勝手な上官、脱走や自◽️のリアルがちゃんと描かれている。
祖国からさらに🇯🇵へ亡命した私は、色んな理由があって(あまり詳細に話すと身バレしかねないので詳しい事情はここでは言いません)、🇯🇵の院卒後に5週間、🇰🇷🇯🇵の通訳として徴兵に行かされた。そこでは、特殊な環境下で🇰🇷🇯🇵🇺🇸の若者達が集まっていた。🇰🇷🇯🇵の通訳の仕事としては、普段は🇰🇷の共住区域で🇰🇷の若者達と寝食を共にして生活する。そして、日によっては国際交流の一環として、🇰🇷🇯🇵🇺🇸で訓練して、訓練後のミーティングでお互いの会話を翻訳して交流することで国同士の連携を強めていくのが狙いだ。
5週間、🇰🇷の若者達と交流したり、訓練したが、集団生活のため、1人になれる時間が極端に少なく、またちょうどコロナが流行っていた時期のため土日3時間しか外出許可がされなかった。
そのため、ストレスが大きくかかる環境で皆本来の性格が露出されていた。性格が悪いものは性格の悪さが出ていて身内をいじめていたり、セクハラパワハラを繰り返す若者もいた。
そして、ストレス解消の一環として、喫煙をする若者が多かった。屋上でタバコを吸いながら、🇰🇷の若者達とお喋りするのは私にとってもいいストレス解消であった。また、軍人がなぜ喫煙率が高いのかという疑問の回答としては、軍隊は集団生活であり、理不尽な上官、厳しい規律でのストレス解消として、喫煙をするしかないというのが回答である。
後は、基地内の飲食店でお酒を飲むものも多かった。なんだかんだでお酒を飲みつつ、小声で語り合ったものだ(コロナ対策で喋るなとされているため、喋っているところを上官に見つかった場合鉄拳制裁を喰らう)。
私は、5週間の徴兵でのストレス解消としては、喫煙、飲酒、運動、ウマ娘、外出や仲間内での冗談やネタで笑かして楽しんでいた。元々お笑いとか好きだったしね。
最後に、セクハラパワハラ繰り返した若者の罪を当時の区隊長に報告したが、区隊長は自分の昇進のことを考えて、本人に注意だけで済ましてしまった。その若者は、皆のものの前で謝罪をしたが、その後「俺はパワハラセクハラなんてしていない!密告した奴は誰だ?」と言っていた。その時思ったのは、性根が腐った奴は銃殺するべきだと思った。
他にも徴兵時代の話を思い出したら書き加えたり、別の記事で書くかもしれない。

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