プロジェクトマネジメントは「かもしれない運転」
車の運転で「だろう運転」は禁物、「かもしれない運転」が推奨されるのは、「だろう運転」で事故を起こしたときのリスクが非常に大きいからです。逆に「かもしれない運転」で何も事故が起きなかったときは杞憂に終わるだけです。
実はプロジェクトマネジメントも同じく、「だろう運転」で進めるとトラブルをよく起こします。例えば、Aさんが「この話はBさんに共有しておきます」と言っていたので、そのつもりでBさんに話したら何も共有されていなかった、「Cさんはタスクを消化しているだろう」と思い進捗確認を怠っていたら何もしていなかった、なんてことはよくあります。この場合はAさんから共有されたかどうかをBさんに確認する、大丈夫そうでも進捗確認するのが「かもしれない運転」です。
プロジェクトマネジメントで「だろう運転」をしてしまう人の口癖として、「Aさんを信用していた(ので確認しなくて良いと思った)」がありますが、他人の人柄や性格を信用するのは自由ですが、他人の仕事は疑うべきです。
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