2024/01/03 アカペラと出会うきっかけ(2005)

1.アカペラを始めたきっかけ

新年明けましておめでとうございます。
zakifarmsです。

昨年から始めようと思っていた、このnoteですが、妻の病気や両親の介護などなかなか時間が取れず、全く更新することができませんでした。
2024年は!私がお仕事としてアカペラをするようになってから15周年。こちらも節目の年になりますので、もう一度ゆる〜っと、再開しようかなと思っております。

さて、1回目の今回は私がなぜアカペラをやるようになったのか、そのきっかけについて綴っていきたいと思います。

当時29歳、仕事以外はお酒とギャンブルとゲームくらいしかやることの無かった平凡なサラリーマンの私が、なぜアカペラに行き着いたのか、そこには大きく分けて3つの動機があったのかなと思います。

1つめに、30歳という人生の節目を前にして、何でもいいから大きな人生の変化が欲しいと当時願っていたこと。
いま振り返ると、30歳から音楽活動を始めた私ですが、48歳の今になってもまだアカペラシンガーとして活動しております。
この間、イベントや結婚式などで300回以上ものたくさんのステージに立たせていただき、普段とは違った景色を見ることができました。
昨年末にもホテルニューオータニ大阪でイベントに出演させていただき、当時のこの願いは本当に叶ったなーと実感しています。
「音楽を始めるのに年齢は関係ない」ということを証明できた、自分の人生でも数少ない成功体験の1つと思っています。

2つめの動機は、会社員をしながらハワイアンバンドでセミプロとして演奏活動をしていた父親の影響。
私も小学校中学年までエレクトーン教室に通わせてもらいましたが、周りが女の子ばかりで合わずに辞めてしまいました。
その後、スポーツの方に軸足を移し、高校~大学と野球をしていましたが、自分にはセンスがなく、いつか父親のように音楽を趣味に出来たらいいな、と漠然と思っていました。
ただ、音楽をする上で楽器の演奏は高いハードルで、これが私にとって音楽に戻るのを阻む大きな要因だったのです。
しかし、アカペラは何しろ楽器が要りません。声だけで演奏できるこの音楽と出会って、「これならできるんじゃないか?」と甘い期待を抱いたのは事実です。(本当に甘い考えでしたが笑)

3つめに、当時片思いの女性がアカペラをやっていて、共通の話題が欲しかったこと。
(これが一番大きな動機だった笑)
結局、その女性とお付き合いすることはなかったのですが、アカペラと出会わせてくれたという点ではとても意味があり、人生を変えてくれた出会いだったと、今でも感謝しています。

元々、私は合唱とかゴスペルといった音楽にあんまり興味はなかったのですが、彼女と出会ったことで見ることになった、人生初のアカペラライブでその考えを一気にひっくり返されることになります。
次回は初めて見たアカペラライブとその時に感じたアカペラの魅力について、綴っていきたいなと思います。

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