何を聞くか

音楽は、その酒に酔っていられる間はかなりの精力剤だが、自分の体に合うものかどうかの選別が難しいし、飽きも遅かれ早かれやってくる。

音楽といっても、J-POP なのか、洋楽なのかクラシックなのか、古楽なのか、いろいろ状況が違うので、一概にどれも「精力剤」としてまとめるのは雑でしかないが、しかし、レポートを前にして Apple Music を開く今の私にとって音楽は、精力剤の役割を期待しているのはほぼ間違いないだろう。

さて、問題は何を聞くかである。

昨日と同じプレイリストを聞いて満足できるのは3日に一度くらいだ。だからと言って、お気に入りプレイリストはなおざりにできない。それは、いいものが見つからなかった場合に、「仕方なく」かえってくる可能性が高いからだ。

お気に入りのプレイリストで満足ができなかった場合、Apple Music がドヤ顔で進めてくる、あなたへのおすすめ、とか、New Music Mix とかに手を出すことになる。これは刺激的だが、慣れてない曲が多い。慣れてない曲は、調子のいい日以外は、そっこーで曲を飛ばしまくってしまい、精力剤の役割を果たせないことも多い。

となると、手を付けるのは、昔作ったお気に入りプレイリストだ。これははまれば強い。頭で聞くと忘れかけていたこともあり、新鮮だが、体はしっかり慣れているのである。ただし、欠点は、その曲を聴いていた当時の記憶がよみがえってくることだ。




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