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20090318 運転走行中の挨拶(2)

 自動車の運転中に道路交通法に決められていない方法に依る意思疎通は危険$${^{*1}}$$である。決められた事を互いに忠実に守る事が一番大切だ。とは言っても運転しているのは電子頭脳$${^{*2}}$$付きのロボットではなく人間なので、譲ったり譲られたりしたら何らかの挨拶がないとなかなか納得いかないかもしれない。

 そこで私は出来るだけ左手を挙げて、これをお礼の意味にしている。車線を譲って貰った時など車室内で左手を上げて、後方車両の運転手に感謝の意を表している事を判ってもらえているだろうと期待しつつやっている。これの最大の利点は挨拶のために視線を移動させる事がなく、危険の程度を最小限に抑えられる点である。欠点は座席の高いトラックなどには全く見えない点で、これは非常点滅灯の挨拶に劣る。

 自分は、後ろのガラスには車室内を見え難くするためカーテンを掛けたり透明度の低い全面シールを貼っているので、左手を挙げているのかどうか見難いのではないかと言う人がいるかも知れない。そもそもそのような危険装備を施している時点で運転の資格はない。更に言えばこの様な装備は後方車両にとっても迷惑である。前方車の運転者の挙動が掴み難いため防衛運転に支障をきたす。また前方車の更に前方車のハイマウントストップランプ$${^{*3}}$$が見難くなるので前々方車の急制動への対応にも支障が出てくる。

 やはり挨拶など自動車運転に必要はない。安全第一である。

*1 20090317 運転走行中の挨拶
*2 20010728 電子の意味
*3 ハイマウント・ストップランプとは

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