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20041125 microKORG

 楽器が全然弾けないが、シンセサイザー$${^{*1}}$$は昔から何となく欲しいと思っていた。モーグ・シンセサイザ$${^{*2}}$$みたいな形のものがいい。筐体に木材が使ってあるのがいい。モーグ・シンセサイザーならば特許が一杯詰まっていそう$${^{*3}}$$なのでわくわくしてしまう。モーグでなくても特許は沢山入っているのだろう。全然弾けないけど、とにかく一度はシンセサイザーを所有してみたい。しかし値段がかなり高そうである。

 小さいシンセサイザーなら安いだろうか。「Minimoog*$${^{*4}}$$」という小さそうな名前の付いたシンセサイザーがある。値段は30万円以上するので全く安くない。更に小さい「Micromoog$${^{*5}}$$」というのがあったらしいが、現在は製造されていない。

 日本のシンセサイザーはどうか。KORG$${^{*6}}$$という会社の「microKORG$${^{*7}}$$」というシンセサイザーがなかなかいい。昔、KORGは京王技研$${^{*8}}$$という名前だったが、知らぬ間に会社の名前が変わっていた。

 microKORGは、私にとってシンセサイザーへの憧れの源泉である「つまみ」や「差し込み」$${^{*9}}$$の数が少ないが、機能は沢山ありそうである。筐体の一部に木材が使われている点も心憎い。値段は5万円程度である。新たに純粋な物欲の対象$${^{*10}}$$ができてしまった。

 「つまみ」と「差し込み」とが満載の小さいシンセサイザー$${^{*11}}$$を見つけた。この「シンセサイザー」は単独では音を出すことが出来ない。元々、音を作るための電子回路は入っていないからである。パソコンで音を作る「ソフトウェア・シンセサイザー$${^{*12}}$$」の設定がこの小さな「シンセサイザー」を用いてもできる$${^{*13}}$$ようになっている。「つまみ」や「差し込み」が沢山あるのにパソコンがないと音が作れない。これは何とももどかしいシンセサイザーである。

*1 20041125 モーグ・シンセサイザー
*2 Robert Moog and The Moog Synthesiser
*3 Moog Patents
*4 :::::: MOOG MUSIC :::::: Voyager Performer Edition
*5 Synthmuseum.com - Moog : Micromoog
*6 KORG INC.
*7 microKORG Synthesizer/Vocoder|KORG INC.
*8 石橋楽器店/懐かしのキーボード
*9 Moog Archives 3C T-Shirts
*10 20040726 新しい掃除機
*11 KORG Legacy Collection|KORG INC.
*12 iMS-20 for iPad | KORG (Japan)
*13 藤本健のDigital Audio Laboratory

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